投稿日:2018年11月13日|最終更新日:2019年11月19日

【事例付】アメックスプラチナの海外旅行保険で必要十分の理由

アメックスプラチナカードの海外旅行保険で必要十分の理由
アメックスプラチナカードは年会費13万円と高額なので、年間10回以上海外旅行に行く私ですら入会をためらったほど。アメックスプラチナカードは海外旅行に何度も行くなら最もお薦めしたいカードであることは間違いないのですが、それでも躊躇するレベルの年会費なんですよね、ここがネックです。

しかしアメックスプラチナカードに付帯する海外旅行保険の金額や補償に関しては群を抜いていて、やはり海外旅行に行く際に入るAIGなどの海外旅行保険に入る必要がないほど充実しているのです。

実際私は毎年10回以上海外旅行に行くときには、別途有料の海外旅行保険には入っていません。アメックスプラチナの海外旅行保険で十分だからです。

旅行代金をアメックスプラチナカードで支払うと補償金額や範囲が広くなる

利用付帯と自動付帯

クレジットカードの海外旅行保険は、旅行代金をカードで支払っていると補償が有効になる利用付帯保険が多いです。ゴールドやプラチナになるとカードを使っていなくても持っているだけで自動的に保険が有効になる自動付帯保険がついてきますが、補償金額が少なすぎてあまり意味がありません。

アメックスプラチナカードは必ず利用付帯にすべき

特にアメックスプラチナカードの場合は利用付帯の保険の補償金額と補償範囲が非常に優れているので、海外旅行に行く際は必ずアメックスプラチナカードで支払ってくださいね。

旅行代金とは

ここで出てる旅行代金とは、ホテルや航空券、新幹線、バス、船などのことを言います。パッケージツアーで海外旅行を申し込んだときも当然利用付帯の対象です。

これからアメックスプラチナカードが補償してくれる海外旅行保険を解説していきますが、読めば読むほど、万が一のときの備えとして利用付帯じゃないとカバーしきれないことがわかるでしょう。

掛け捨ての海外旅行保険のように無駄に掛け捨てになるのではなく、旅行代金をアメックスプラチナカードで支払うだけで有効になるので利用付帯にしない理由はないでしょう。

アメックスプラチナカードで補償される海外旅行保険の内容

アメックスプラチナカードの海外旅行保険は下記のようになっています。

それではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

旅行代金をアメプラで支払った場合

アメックスプラチナカードで旅行代金を支払うと、保険で賄われる補償が受けられる対象人物がかなり広くなります。

  1. カード本会員
  2. カード本会員の家族
  3. 家族カード会員
  4. 家族カード会員の家族

例えば本会員の自分と家族カード会員の妻、そして妻の実家の親族などまで対象となります。補償金額もかなり大きいので、旅行関連の支払いは必ずアメックスプラチナカードでするように。メインカードとして使っていれば問題ないですよね。

傷害死亡
後遺障害保険金
最高1億円

事故などで死亡したとき、またはかなり重篤な後遺障害を負ってしまったときの海外旅行保険です。

本会員の家族と家族カード会員の家族は最高1000万円まで。
傷害治療費用保険金 最高1,000万円

海外旅行中の事故や怪我などで180日以内に治療や入院した場合の実費を補償。
疾病治療費用保険金 最高1,000万円

旅行終了後72時間以内に発病し、治療や入院にかかった実費を補償。
賠償責任保険金 最高5,000万円

海外旅行中に自分たちではなく他人を死傷させてしまったときやものを壊してしまったときに補償。
携行品損害保険金 1旅行中最高100万円

海外旅行中にカメラなど所持品などが壊れたりした場合に補償
救援者費用保険金 保険期間中最高1,000万円

海外旅行中に遭難などした場合にかかった救援費用の補償

アメプラで旅行代金を決済せず、自動付帯の場合

アメックスプラチナカードで旅行代金を払わなかった場合でも海外旅行保険は自動でついてきます。しかし死亡後遺障害の保険金額が半額になってしまうことや、補償対象者が本カード会員と本カード会員の家族のみとなってしまうため注意が必要がです。

傷害死亡
後遺障害保険金
最高5,000万円

事故などで死亡したとき、またはかなり重篤な後遺障害を負ってしまったときの海外旅行保険です。

本カード会員の家族は最高1,000万円まで。
傷害治療費用保険金 最高1,000万円

海外旅行中の事故や怪我などで180日以内に治療や入院した場合の実費を補償。
疾病治療費用保険金 最高1,000万円

旅行終了後72時間以内に発病し、治療や入院にかかった実費を補償。
賠償責任保険金 最高5,000万円

海外旅行中に自分たちではなく他人を死傷させてしまったときやものを壊してしまったときに補償。
携行品損害保険金 1旅行中最高100万円

海外旅行中にカメラなど所持品などが壊れたりした場合に補償
救援者費用保険金 保険期間中最高1,000万円

海外旅行中に遭難などした場合にかかった救援費用の補償

他社のゴールドカードと海外旅行保険の補償金額で比較

アメプラの海外旅行保険の補償金額は基本的に利用付帯を前提として話を進めていきます。普通に考えるとアメプラをメインカードとして使っている方が多いと思いますので。

ここで比較するのは年会費1万円のVISAゴールドカード。こちらは多くの人が気軽に申し込める世界スタンダードなゴールドカードです。

死亡後遺障害の場合は最大で5000万円、治療費300万円、賠償責任5000万円、携行品損害50万円、救援者費用500万円と、アメプラと比較すると半分以下の補償しかされないんですね。

たったこれだけだと入院して手術されてしまうと治療費300万円は超えてしまう可能性が非常高いです。アメプラであれば1000万円まで補償されるので余裕がありますよね。

携行品損害50万円だとカメラやレンズなどが壊れた場合は軽く超えてしまう場合もありますよね。

ゴールドカードとは言え、これくらいの補償金額だと、全体的に見ておまけ程度と言えます。あまり信頼せず、AIGなどの掛け捨て海外旅行保険をつけたほうが良いでしょう。

AIGの海外旅行保険の金額が高すぎる

というわけで、別途AIGの海外旅行保険に入って海外旅行に行くといくらくらいかかるのかをシミュレーションで出してみました。

AIGの海外旅行掛け捨て保険はシンプル、ブロンズ、シルバー、ゴールドと4段階に分かれています。今回は最大限補償がつくゴールドを例にアメックスプラチナカードの海外旅行保険と比較します。

北米6日間を観光旅行で行くときのAIG海外旅行保険料は7,380円となりました。そして補償は下記のとおりです。

  アメックス・プラチナ AIGゴールド
傷害死亡・後遺障害保険金 最高1億円 3,000万円
傷害治療費用保険金 最高1,000万円 90万円~3,000万円
疾病治療費用保険金 最高1,000万円 無制限
賠償責任保険金 最高5,000万円 1億円
携行品損害保険金 1旅行中最高100万円 30万円
救援者費用保険金 保険期間中最高1,000万円 -

AIGはよくある出費は手厚い補償になっている

怪我や病気の治療費がかなり高く、掛け捨てで入っておけばまず自己負担金額はゼロになるようになっていますが、他の保障額がそれほど大きくないこともわかります。そして6日間の短期間掛け捨て保険料は7,380円という額です。これを高いと思うか妥当だと思うかはそれぞれですね。

家族何人かで海外旅行する場合は何倍もの金額がかかる

6日間の北米旅行を年に3回行くとすれば、合計で2万円を超える掛け捨て保険料を支払うことになります。そしてこれは本人のみしか保障対処になっていないため、家族何人かで行く場合はその分保険料がかさみます。

例えば家族4人で海外旅行に行くと、家族パック割が効いてやや割り引かれるものの22,290円と保険料が算出されました。年に2回家族旅行に行くとしたらそれだけで5万円も掛け捨ての海外旅行保険を支払わなくてはいけません。

アメプラなら年会費13万円で家族ほぼ全員をほぼ無制限に何度もカバー

アメックスプラチナカードなら年会費だけ支払っていれば家族カード会員の家族まで補償対象が広がるのでお得度が良く分かると思います。

しかも追加料金なく、何度海外旅行に行っても同じ補償がバックについたままなので、追加料金はかからないのが魅力的です。何度も家族旅行に海外へ行く方はアメックスプラチナカードの海外旅行保険の素晴らしさを実感よりできるでしょう。

私が受けたアメックスプラチナの海外旅行保険の恩恵

カメラ落下によるカメラ本体とレンズ破損修理費用

海外旅行中に一眼レフカメラを落としてしまい、カメラ本体に傷がつき、レンズフィルターにも衝撃が加わり凹んでしまいました。修理を兼ねてメーカーへ点検に出したところ、中身に故障はなく外装交換だけで済むということでしたので、25,000円ほどかかりましたが修理をお願いしました。

その後、アメックスプラチナの海外旅行保険に問い合わせると海外旅行保険の補償対象となるとのこと。このとき提出したのは下記の通りです。

免責で3,000円は支払われないものの、差額はすべて振り込まれ助かりました。

ドローンの紛失

ドローンを飛ばしていたところ強風によって飛ばされてしまい、1時間ほど探したにもかかわらず出てこなかったため、アメックスプラチナの海外旅行保険に聞いてみると保険金が降りる可能性があるということで申請しました。そこで必要になったのは下記のとおりです。

使用年数1年毎に10%の減価償却分が差し引かれ、免責3,000円をさらに差し引いた金額で補償してもらえました。天候によるものとは言えこれはとても助かりました。

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