100万マイル達成のANAミリオンマイラーとは?
ミリオンマイラーとは、一般的に1つの航空会社に乗り続けて累計100万マイル以上搭乗したことがある人のことを言います。単純に距離にして東京とニューヨーク間を75往復すると100万マイル達成。
とてつもない時間とお金、そして労力がかかるだけに一般の旅行者がミリオンマイラーになることは夢のまた夢、と言う感じですが、最近は旅行だけでミリオンマイラーになるための修行をする人もチラホラでてきているんですよ。
ANAのミリオンマイラープログラムとは
ANAでマイレージ会員として登録してから搭乗した累計マイル数がカウントされているのをご存知ですか?ANAの公式サイトにログインして自分の今貯まっているマイルを見ると、マイルやプレミアムポイントとは別に、「ライフタイムマイル(LTマイル)」と記載されているものがあると思います。
これが今までANAに乗ってきた実績になります。この時点で私はANAで156,000マイルの距離を飛行したことがわかります。
このライフタイムマイルが100万に達すると「ミリオンマイラー」となります。
ちなみに下にあるANA+パートナー航空会社というのは、ANAに加えてスターアライアンスに加盟するユナイテッドやエア・カナダなどの加盟航空会社に乗った実績です。
累計50万ライフタイムマイルから称号が与えられる
ANAの搭乗実績に応じてミリオンマイラープログラム独自の記念品が送られてきます。まずは50万マイルを達成すると最初の記念品が送られてくるのですが、これが『オリジナルネームタグ"時の証"』です。これをスーツケースやバッグにつけるかどうかは人それぞれですが、これをつけていればかなりANAに乗っているということが他人が見てもわかるのです。
以下のネームタグは、ライフタイムマイルが基準を超えた翌々月に届きます。
50万ライフタイムマイル(ANAのみ) 50万ライフタイムマイルが貯まると、漆黒の蒔絵加工のネームタグが届きます。50万マイルくらいだと数年間かけてたくさんANAに乗れば達成できなくない目標ですね。ANAだけに乗り続ければ誰でもいつかは達成できる可能性を秘めているのがこの黒いネームタグです。 |
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100万ライフタイムマイル(ANA+パートナー) ANAとスターアライアンスのパートナー航空会社の実績を合算し100万ライフタイムマイルを達成したときに贈られます。海外旅行の際はANA以外も乗ることがあると思うので黒い50万ライフタイムマイルのあとはこちらの白い100万ライフタイムマイルのネームタグが一般的です。 |
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100万ライフタイムマイル(ANAのみ) ANAだけで100万マイル搭乗を達成した場合、金箔を貼った金色のネームタグが届きます。これが届くとようやくANAのミリオンマイラーと呼べるでしょう。私もできればANAだけの純粋なミリオンマイラーになってみたいですが、普通に乗っていたら達成できないレベルです。この金のネームタグを持っている人がいたら、仕事などでかなりフライトしている人だろうと予想できます。観光旅行で達成するのはかなり難しいでしょう。 |
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200万ライフタイムマイル(ANAのみ) 200万ライフタイムマイルを達成するとラピスラズリのネームタグが届きます。実際200万ライフタイムマイルは毎月のように海外出張があるような人でANAだけを使うような場合でないと達成が難しいと言われています。そして200万ライフタイムマイルを達成すると、ANAのスイートラウンジにノンステータスでも入れる専用の「Lounge Access Card」が進呈されます。 |
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300万ライフタイムマイル(ANAのみ) ルビーのネームタグが贈られます。もう300万マイルもフライトをする人が何人もいるのか不明ですが、400万ライフタイムマイルのネームタグが設定されているため、達成者がいるのでしょう。ANAだけに300万マイルも乗った純粋なミリオンマイラーはほぼ日本人で間違いないと思いますし、これだけ乗っていたら空港ですれ違っている可能性がかなり高いのではないかと。 |
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400万ライフタイムマイル(ANAのみ) 2018年11月に新たに追加された400万ライフタイムマイル達成者に贈られるエメラルドのネームタグ。あと10年以内には達成する可能性の高い人がいるということでしょう。ここまでくるとどのようにフライトすれば達成できるか計算する気も起きないですよね。新たに設定されたため現時点ではまだ400万マイルを飛んだ人はいないと思われます。 |
ANAミリオンマイラーの特典
マイルの有効期限が無期限になる
ANAのミリオンマイラー以上になると、まずANAマイルの3年間の有効期限が無期限になります。100万マイルも飛んでいればマイルが使い切れないほど貯まると言うよりもどこかで消費しているでしょうから、あまり特典の価値としてはないと言えますね。
スーパーフライヤーズカードの申し込みがいつでも可能
100万マイル以上を達成すると、スーパーフライヤーズカードにいつでも申し込みが可能になります。入会していない場合は、1年間で5万プレミアムポイントを達成した年にだけ申し込みができるのですが、まあこれも100万マイルを超えていれば入会しているか、もしくは毎年最上級のダイヤモンド会員になっているはずなので、無意味ですよね。
スイートラウンジアクセス権がもらえる
200万マイルを超えると、エコノミークラスを予約していてもANAスイートラウンジを利用できる「Lounge Access Card」がもらえます。ただしこれもすでに毎年ダイヤモンド会員を継続しているでしょうから、達成した時点では意味をなしませんね。
200万マイル以上達成後に、もうほとんどANAに乗らなくなった場合には有効だと思いますが、そうなると飛行機自体乗るのが大変な年齢になっているのかもしれません。
何回フライトすれば100万ライフタイムマイルが貯まるの?
100万マイル分乗ればミリオンマイラーになれることはわかったけど、実際どれくらいフライトすれば100万マイル飛行したことになるのでしょうか。試しに東京からニューヨークまでの往復をみてみましょう。
ニューヨーク往復=6,723マイル×2=13,446マイルとなります。
100万を13,446マイルで割ると、74.37往復すればよいことがわかります。かなり厳しいですね・・・。
さらに200万マイルを目標にすると、単純に149往復が必要であることがわかりますね。年間10回ニューヨークに行くとしても15年はかかるという計算です。半分の年間5回にすると30年かかってしまいます。途方もない年数です。
エコノミーに乗ってもファーストに乗っても加算されるライフタイムマイルは同じ
エコノミークラスでもファーストクラスでも飛行距離は同じです。1万マイル分ANAに乗れば、どの価格のシートに乗っていてもライフタイムマイルは1万ライフタイムマイルが加算されます。もし本気でライフタイムマイル修行をするのであれば、安いエコノミークラスでひたすら長距離国際線を乗ることがミリオンマイラーへの最短ルートとなる人がほとんどだと思います。
できればビジネスクラスで疲れ知らず、美味しい機内食を堪能しながらミリオンマイラー修行がしてみたいですが、コスパを考えると断然エコノミークラス一本で飛びまくるのがベストになるんですよね。
特典航空券の搭乗でもライフタイムマイルが加算される
嬉しいことに特典航空券で乗ったフライトもライフタイムマイルは加算され続けます。なので私は通常の有償航空券を購入しフライト、そこで貯めたマイルでさらに特典航空券を取ってフライト、を繰り返しています。
やはり特典航空券を使って遠いニューヨークやメキシコシティ、ロンドンなどへ短期間でも旅行するだけでかなりライフタイムマイルが貯まります。特に最低滞在日数の縛りがない特典航空券の場合、最短日帰りで行って帰ってくることも可能です。最近私は宿泊せずに数時間の現地滞在と観光を効率よくこなしていることも増えてきました。
毎年何度も同じ都市に行けば数時間の滞在であっても毎回新しい発見がありますし季節も楽しめて私は充実した海外旅行を楽しめています。あまり狙いすぎず、結果的にミリオンマイラーを目指せたら良いなと思いますね。
クレジットカード入会ボーナスポイントをうまく活用しましょう
アメックスはクレジットカード入会キャンペーンでたくさんボーナスポイントがもらえるので、入会してそこで得たボーナスポイントをANAマイルに変えて特典航空券を発券し、ミリオンマイラー修行の足しにもしています。ミリオンマイラー修行をしなくてもアメックスのボーナスポイントは魅力的です。特に私のような既存会員の紹介経由での入会が通常入会よりもより多くのポイントがもらえるので、私の紹介経由で申し込みをお薦めします。
またアメックスプラチナカードも既に所有しているため、もしあなたがアメックスの実績がなくても直接審査申し込みができるのでこちらもご紹介可能です。
ANA累計ライフタイムマイル
ANAのみ:166,832マイル
スタアラ合計:178,829マイル
積算ミスにより誤差あり。
1年で10万マイルの飛行距離をフライトとしたとしても、10年はかかる計算になります。とても長い道のり。
2019年・・・41,668ライフタイムマイル
4,863マイル・・・羽田 - シドニー
4,863マイル・・・シドニー - 羽田
5,699マイル・・・羽田 - ウィーン
5,699マイル・・・ウィーン - 羽田
6,441マイル・・・成田 - モントリオール
6,441マイル・・・モントリオール - 成田
3,831マイル・・・成田 - ホノルル
3,831マイル・・・ホノルル - 羽田
2018年・・・108,994ライフタイムマイル
4,681マイル・・・羽田 - バンクーバー
4,681マイル・・・バンクーバー - 羽田
3,338マイル・・・羽田 - クアラルンプール
3,338マイル・・・クアラルンプール - 羽田
7,003マイル・・・成田 - メキシコシティ
7,003マイル・・・メキシコシティ - 成田
4,863マイル・・・羽田 - シドニー
4,863マイル・・・シドニー - 羽田
5,130マイル・・・成田 - サンフランシスコ
5,130マイル・・・サンフランシスコ - 成田
3,338マイル・・・羽田 - クアラルンプール
3,338マイル・・・クアラルンプール - 羽田
4,681マイル・・・羽田 - バンクーバー
1,081マイル・・・バンクーバー - ロサンゼルス(エア・カナダ)
5,458マイル・・・ロサンゼルス - 羽田
6,723マイル・・・羽田 - ニューヨーク
6,723マイル・・・ニューヨーク - 羽田
3,338マイル・・・羽田 - クアラルンプール
3,338マイル・・・クアラルンプール - 羽田
4,863マイル・・・羽田 - シドニー
4,863マイル・・・シドニー - 羽田
5,458マイル・・・羽田 - ロサンゼルス
1,081マイル・・・ロサンゼルス - バンクーバー(エア・カナダ)
4,681マイル・・・バンクーバー - 羽田
2017年・・・76,374ライフタイムマイル
4,681マイル・・・羽田 - バンクーバー
4,681マイル・・・バンクーバー - 羽田
3,312マイル・・・羽田 - シンガポール
3,312マイル・・・シンガポール - 羽田
4,863マイル・・・羽田 - シドニー
4,863マイル・・・シドニー - 羽田
5,458マイル・・・羽田 - ロサンゼルス(ユナイテッド)
5,458マイル・・・ロサンゼルス - 羽田(ユナイテッド)
3,338マイル・・・羽田 - クアラルンプール
3,338マイル・・・クアラルンプール - 羽田
4,863マイル・・・羽田 - シドニー
4,863マイル・・・シドニー - 羽田
6,214マイル・・・羽田 - ロンドン
6,214マイル・・・ロンドン - 羽田
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