投稿日:2024年9月14日|最終更新日:2024年9月15日

クライストチャーチ空港で野宿してみた(飲食店なし、ラウンジなし)

クライストチャーチから早朝6時半のフライトでオーストラリアへのフライトを予約したので、前夜にクライストチャーチ空港へ到着してそのまま野宿することにしました。

事前情報としてはネットの記事を参考にしましたがどれも10年近く前の情報ばかりだったので、とりあえず自分でも検証してみようと思い備忘録として残しておきます。

寝転がれるベンチはない

クライストチャーチ空港のベンチはどれも肘掛けで区切られていて、確実に寝かさないような工夫がしてあります。空港野宿からの目線で言えばそうなのですが、実際に空港で待つときの椅子としては肘掛けで区切られていても問題ないどころか座りやすいかもしれません。

コンセントがほとんどない

最近の空港にはベンチやソファの近くにコンセントを設置して、自由に使って良いような作りのところがほとんどです。

クライストチャーチ空港の場合は到着出口を出て左側、路線バスのりば方面の出口近くにデスクがあって、ここにコンセントがあるだけで、ほかにコンセントを利用できる場所がありません。

とはいえこのデスクはコンセント、USB端子が2種類、非接触の4つ同時充電が可能で、かなり便利です。この記事もこのデスクで書いています。

飲食店もない

国際線到着フロアには飲食店がありません。あるのはレンタカー屋だけ。

2回の国内線到着フロアには飲食店がありますが、夜になると当然クローズしているので、空港についてしまうと食事はできません。かろうじて自動販売機がある程度で、お菓子しか食べられません。事前に食べてから来るようにしたほうがいいです。私は食べずに来たので空腹でした・・・。

ラウンジもない

10年近く前には国際線到着エリアに有料のラウンジがあったとの情報がクライストチャーチ空港野宿の記事では出てきます。過去の情報をもとに有料ラウンジがあった場所を探してみると、もともとそんなものなかったかのような感じで閉鎖されていました。残念ですね・・・。

クライストチャーチの地震と直行便がなくなったことでそれまで大量に来ていた日本人観光客はほとんどいなくなってしまったこともあって、ラウンジ需要はほとんどなくなってしまったのでしょう。

まだ日本人が来ていた頃の名残なのか、大きな日本語の表示が少しだけ残っているのが何だか寂しげですね。他の新しいと思われる標識は英語と中国語だけが記載されていました。

国際線到着フロアで野宿

クライストチャーチ空港の野宿は国際線の到着フロアだけでしかできません。

国内線到着エリアや出国カウンターなどへはシャッターが閉まっていけなくなってしまいます。

空港のすべてが早く終わっていく

到着フロアは夜20時過ぎの時点でほとんど人がいなくなります。国内線の到着フロアから降りてくる人がほとんどです。クライストチャーチがいかに国際線が弱いかがわかります。

ちなみに出発カウンターのほうへ行くと、既にクライストチャーチから出発する便は20時の時点で終了していて、誰もいません。国際線だけでなく国内線の出発も19時台で終わっていました。街の飲食店等のクローズ時間が早いのはわかりますが、空港自体もかなり早く終わってしまう印象ですね。

さらに両替やインフォメーションも完全に終了。何時に終了したかは不明ですが、20時時点で誰もいません。

また利用者が困っていたのがレンタカー屋のカウンターです。こちらはクローズしていないものの、担当者がひとりだけ。さらにはその担当者も外でぶらぶらしていて不在に。こんなことあり得ないと思うほど。

24時過ぎに国際線で大量に人が入国してくる

24時頃になるとなぜか空港内に人が増え始めました。実はこんな深夜ですが国際線の帰国便が到着し、1時間ほど人がどんどん出てきて賑わうんです。この時間になるとしっかりレンタカーの担当者はカウンターに戻っていました。こんな深夜24時過ぎに到着する便あるんだなぁと。

空港野宿に最も優しくない空港

クライストチャーチ空港は空港野宿する人に最も厳しい空港と言われているようです。噂ではバックパッカーがトイレで調理してトラブルになったことがことの発端だそうですが、真相はどうなのでしょう?

3時にシャッターオープン

3時前になると続々と早朝フライトの人たちが空港に集まってきます。そしてついに3時、シャッターオープン。

奥のチェックインカウンターへ行くと今回乗るニュージーランド航空はまだカウンターがオープンしていませんでした。3時45分にオープンということでこれを待って、スーツケースを預けてチェックイン完了。

国際線出発ゲートは2階なのでエレベーターで上に。こちらは4時オープンということで少し待ってセキュリティチェック。スムーズにセキュリティも通過してニュージーランド航空ラウンジへ。

もう開いているはずのラウンジ、自動ドアがまたぜロックされてる。入口の人は無愛想なメガネかけたでかい白人でした。うーん、開いていないことをまず何か言うべきだろうけど、完全に何も言わず無愛想に無視決め込んだのであまり良い感じしませんでした。

ラウンジで朝食を預けて食べてフライトです。

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