新型コロナウイルス流行で海外旅行をどうするか
新型コロナウイルスが中国だけでなく、日本、世界各国で流行しています。中国への渡航禁止や航空会社の運行停止などの措置が取られました。さらに感染拡大している国からの入国禁止措置や、入国後施設で一定期間勾留措置などを取る国も出てきています。
当然日本も新型コロナウイルスの感染拡大が続いている国として世界から認識されています。
ではこの新型コロナウイルス大流行の2020年に私たちは海外旅行に行くべきなのか。考えてみました。
私は新型コロナウイルスが流行していてもとりあえず航空券を買った
私の場合は航空券は基本全てが海外発券になります。それ以外は特典航空券を発券して1泊3日など弾丸日程で海外旅行に行きます。
海外発券を閉じるロスをしたくない
海外発券の場合は、海外の空港発の航空券を何綴りも繋げていくため、途中でぶつ切りにはできません。永遠とループし続けるか、どこかで片道航空券を使って日本へ帰り海外発券を閉じなければいけません。
一度閉じてしまうとまた新規で海外発券をする際に片道航空券が必要になるのでロスが発生します。というわけで、私は日本人・日本国からの入国禁止措置が取られていない国行きの海外発券チケットを買い増ししています。
為替変動で航空券が値下がり
海外発券の場合、現地通貨で購入するため新型コロナウイルスによる世界的な懸念材料によって円高が続いています。1ヶ月前よりも15,000円以上値段が下がっているためこの記事を書く前に1綴りの海外発券航空券を購入しました。
日本の繁忙期・大型連休時に日照時間の長いヨーロッパへJALのプレエコでのんびりと行く予定です。航空券価格はヨーロッパ1回に海外発券国が実質2回がついてJALプレエコ17万円以下。FOP単価6円ほどです。
キャンセルについて
JAL海外発券に関しては基本的にキャンセル・変更ができないチケットになっていますが、新型コロナウイルスに関してキャンセル無料のアナウンスが出ています。これにより万が一何かが起きてもキャンセルが可能になっています。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2020/inter/200127_02/index.html
今後も騒動が大きくなった場合は同様の措置が取られるのではないかと思います。私が新規で購入したのはここで書かれている2/28以降のチケットなのでそれは今のところ払い戻し対象外。
とは言え、目的地の国が日本からの入国拒否をした場合、今回は特例としてまた払い戻しの処置をしてくれる可能性があると期待しています。今回の新型コロナウイルスに関してはかなり特殊な措置が世界中で取られている気がしますね。
そもそも自分の都合でどうしても海外旅行に行けなくなったとしても、返金なしのキャンセルで全然良いと思って航空券予約とホテル予約をしているので、今回の新型コロナウイルスに関連するキャンセルで返金がなかったとしても特に気にしていません。
機内での感染のリスク
新型コロナウイルスの流行が始まってからヨーロッパに行きましたがJALはエコノミークラスが往復ともほぼ満席。ここに新型コロナウイルス感染者がいたらほぼ確実に感染するんだろうなと思いながら乗っていました。
一応マスクを往復分+α持っていきましたが息苦しくて12時間もつけていられませんでした。ちなみにマスクにはウイルス感染防止機能はなく、つけていても感染率低下を期待できるものではありません。なのでもう罹ってしまったら仕方ないかなと割り切りました。
エコノミークラスだけでなくビジネスクラスでも密閉空間で乗客が所狭しと座っている、そして10時間前後の長時間同じ空間にいることで、濃厚接触となるため新型コロナウイルスの感染確率は一気に高まります。クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスと同じ状況なのでかなりやばいです。しかも往復ありますから行きで罹らなくても帰りに罹る可能性も大いにあります。
飛行機の中で新型コロナウイルスの感染予防は手洗い以外にはなくて、飛沫感染やエアロゾル感染が起きてしまえば無力です。この辺の感染リスクを承知の上で利用すべきでしょうね。また、自分が体調不良の際は新型コロナウイルスかどうか不明である場合、感染を広げるリスクを自分が持っているとして、どうするか決断が迫られるでしょう。
渡航先での感染リスク
新型コロナウイルスは世界的流行を見せています。というわけで渡航先で感染する可能性も十分考えられます。
まず中国・韓国には行かない。現時点でイタリアの一部でも感染が拡大していますが、様子を見てイタリアも避けたほうが良いでしょう。各線拡大がわかる国はまず旅程から外すべきです。
またも途中で入国禁止措置が出そうな国、例えばロシアや医療環境が整っていない国は避けることですね。入国できないリスクだけでなく新型コロナウイルスが蔓延している可能性が十分考えられますから。