デトロイトの入国審査は全米一厳しい。別室送りも珍しくない
デトロイトの入国審査はアメリカでも全米トップクラスで厳しいと聞いたことがあります。日本人は最も安全な人たちでパスポートの威力もあるはずですが、デトロイトではほぼ無意味で、別室送りや強制送還もあり得ることだとのこと。実際に渡しも別室送りになったことがあるのでデトロイトのイミグレに関して書いておきます。
デトロイト空港の入国審査は厳しい
デトロイトに初めて行ったとき、すでにアメリカには何度も観光で入国していて問題ないかと思っていましたが、ここで別室送りになってしまった経験があります。また、多くの日本人がデトロイト空港で別室送りに遭っているという書き込みが多いのでこちらに体験談として書き残しておきます。
デトロイト空港はなぜか全米一入国審査が厳しいとして知られています。
私の場合に聞かれたことは
- 入国目的
- 滞在日数
- 滞在先のホテル名
- 訪問先の観光スポット
でした。ここまではある程度普通に近いと思います。わざわざ観光スポットまで聞く入国審査官はあまりいませんが、この辺で疑わられ始めていたと思います。続いてひっかけ問題が出てきました。
コンベンションセンターには行くか?という質問です。コンベンションセンターももしかしたら行くかもしれない、と答えたところ、観光スポットでもないから観光目的ではない、ビジネスではないのか、と言い返されました。
別にコンベンションセンターに行くのは自由なのですが、アメリカの入国審査官はたまにこういういじわるな質問をしてくるので注意してください。コンベンションセンターはカンファレンスや展示会等、ビジネスで利用されることが多いので観光と結びつけるのは不自然という理屈だと思います。
デトロイトで別室送りへ
入国審査のレーンを抜けてオバちゃんについていき、別室へ通されました。そこはベンチがたくさん置いてある広い場所で今まで経験した個室の取調室というよりは、イミグレの渋滞緩和のために詳細を聞くための待合室のような感じでした。
そこで呼ばれるまで待ち、観光で来たことを伝えると特に詳細を聞かれることもなく解放されました。しかしここでの待ち時間が10分以上。その間何をしていたのかわかりませんが、イミグレでも時間をとられたのでかなりのタイムロス。
この別室には同じく日本人男性がひとり送られてきました。その他は日本人以外が数人。
中東系に入国したり、過去に留学ビザや観光ビザを取っていたり、長期滞在を繰り返していない限りは基本イミグレはスムーズに進めますが、なぜかデトロイトでは簡単に別室に送り込んで詳細の聴取をするようです。
日本人が別室送りになるのは珍しいかも
デトロイトは日本人が利用することが多く、イミグレには日本語の表記すらあるほどです。さらに日本人の信用度はかなり高いと言われているので、余程入国回数や滞在日数等で不審な点がない限りは別室送りになることはないと思うのですが、ここデトロイトでは普通に別室送りになったり、イミグレの質問時間がやたら長かったのするそうです。
そのため、デトロイトに用事があるのに、別の空港からアメリカに入国し、乗り継いでデトロイトに行く日本人もいるそうです。
アメリカで別室送りや最悪強制送還は絶対に避けたいので、色々と調べてみたところ、デトロイト空港が際立って入国審査が厳しいことがわかり、これから行く方は気をつけてほしいと思います。