投稿日:2023年3月 7日|最終更新日:2023年3月 7日

【宿泊記】旅の宿 葆光荘(大阪天王寺の日本旅館)

天王寺駅から徒歩1分で着いてしまう、100年以上続く日本旅館、葆光荘(ほこうそう)に宿泊してきました。口コミの評判がすこぶる良いので安心して泊まりましたが、改めて日本の良さがすべて詰まった旅館でした。

葆光荘の場所

JR天王寺駅を降りて、北方面の「天王寺駅前商店街」のアーケードを進み、反対車線にびっくりドンキーが見えてきたら右側に細い路地があります。そこに入るとすぐが葆光荘です。

信号が青なら徒歩1分くらいの感覚で到着します。アーケードの下を歩いて行けるので雨の日でも問題ないでしょう。

天王寺裏路地の中にある旅館なので、存在自体を知らない人が多いと思います。それほどひっそりと佇む、落ち着いた日本旅館であることは間違いありません。立地が良いのに交通量がゼロなのでとても静か。別世界に入った感覚になるはずです。

葆光荘の外観

天王寺の裏路地の中に入っていくと葆光荘の入り口があります。

暖簾をくぐってさらに奥に進むと宿の入口がある、裏路地のさらに奥まったところに位置したとても静かな環境が広がります。

葆光荘の設備

玄関は大きく開く扉を外枠として、内枠の扉があり、くぐるようにして入ります。なかなかこのような扉は見かけないですよね。

入るとすぐに女将さんがでてきて対応してくれます。予約は楽天経由で、お支払いは現地で現金のみです。その場で支払い、宿帳に記入。

葆光荘は1階と2階に客室と共同の洗面、トイレがあり、1階に風呂、食堂があります。

各居室は和室と洋室があり、葆光荘に泊まるならぜひ和室を選ぶことをおすすめします。昔ながらの日本旅館に宿泊していることを滞在中ずっと感じることができますよ。

6畳和室の部屋

今回は2階の6畳の和室の部屋に宿泊しました。まだ肌寒い時期だったためか、こたつも用意されていました。

長く使われている設備の古さはあるにしても、清掃は常に行き届いているようで、日常の汚れはなく清潔感がキープされています。

浴衣やタオル、歯ブラシも室内に用意されていました。

設備はテレビ、エアコンがあり、冷蔵庫は外の洗面に設置されています。ビジネス客がメインであるという話を聞くと、必要な設備が整っていると思います。

中二階部分の漫画スペース

2階から少し降りた部分、中二階に位置する空間に漫画などが置いてあるスペースがあります。ここにはコーヒーなどが置いてあるので自由に飲むことができます。

ここから下に見下ろすのが食堂です。

食堂スペース

2階に上がる階段の横には天井高の高い食堂スペースがあります。

朝食は550円でつけられて。しかもとても豪華なので絶対つけるべき。チェックインの際に朝食付きプランで宿泊すると、朝食の希望時間を聞かれます。その時間に降りていくと、その場で温かいおかずをたくさん作ってくれて、できたての豪華で品数の多い和食が食べられます。

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