投稿日:2023年3月 5日|最終更新日:2023年4月 1日

【宿泊記】カプセルホテル忍者&芸者

【宿泊記】カプセルホテル忍者&芸者
大阪の淡路駅から徒歩1分ほどの距離にある新しいカプセルホテル、「忍者&芸者」に宿泊してきました。

江戸時代のような内装が施された、外国人向けのカプセルホテルですが、日本人がたくさん宿泊していました。2022年7月にオープンしたばかりで、設備はすべてキレイでカプセルホテルの中でも特に過ごしやすいと感じました。

カプセルホテル忍者&芸者の建物外観

【宿泊記】カプセルホテル忍者&芸者
カプセルホテル忍者&芸者の外観は普通のビルで、江戸時代の雰囲気も何もありません。このビルの最上階である5階がチェックインのエントランスとなり、食事などができるラウンジフロアになっています。

その下4階が女性フロア、3階が男性フロアになっていて、5階でチェックイン手続きをして電子キーを使って自分のフロアに降りていく構造になっています。1階と2階にはカプセルホテルとは別のテナントが入っています。

エントランス

【宿泊記】カプセルホテル忍者&芸者
エレベーターを上がって5階に降りると江戸時代らしい内装の通路とカウンターがあります。この雰囲気だけでも気分が上がるし、ちょっと落ち着いた空間になっていて個人的に好きです。

スタッフは深夜から早朝以外は常駐していてチェックイン手続きをしてくれます。このときは女性が対応してくれましたが、とても丁寧で印象が良かったです。

基本的に予約段階でチェックイン情報を送信していて、QRコードがメールで送られてきていると思うので、それをタブレットにかざすだけでチェックイン情報が受け付けられます。

カプセルホテル忍者&芸者の事前チェックインで顔写真を要求される

ちなみにカプセルホテル忍者&芸者のチェックインは外部のホテルチェックインシステムを採用していて、個人情報とともに顔写真まで送信させる仕組みになっていますが、そこまで送らなくても名前や住所だけを入れてそのままスキップしても大丈夫でした。顔認証だけでチェックインできるシステムのようですが、顔まですべての個人情報を渡す必要はないでしょう。

カプセルホテル忍者&芸者の室内

エレベーターに乗って電子キーをかざすと、自動的に自分のフロアに止まります。

エレベーターを降りたら自動ドアがあり、そこでも電子キーをかざして自動ドアをあけます。

中はすぐに靴を脱ぐ必要があります。室内はロッカーがあるので、自分の番号のロッカーに靴をしまいます。

ロッカーには室内着とタオル、室内スリッパがあります。

忍者&芸者のカプセル

2つのルームがあり、それぞれに2段式の四角いカプセルが並びます。

ルーム自体はそこそこ余裕がある広さで窮屈な印象はありませんでした。全体的に薄暗いですが閉塞感がないのは、向かい合うカプセル同士の距離をかなり余裕をもって取っているからでしょう。

カプセル内

カプセルは四角くなっていて、公式サイトにあるような風神雷神のような壁紙ではなくフローリングのようなものに変わってしまったようです。和風な印象はありません。

広さはシングルベッド程度なので横幅90cm程度でしょうか。寝返りを打つと壁にぶつかるサイズ感はどのカプセルホテルも同じですね。

換気扇

カプセル内には換気扇がスイッチでオンオフできるようになっていて、音がうるさいですがこれはつけておいたほうが良さそうです。

照明

照明が頭上にあるのでとても眩しいです。調光機能があり、最大光度にすると太陽のように明るくなります。最小光度にしてもほとんど暗くならないので、寝るときはスイッチでオフにする必要があります。

コンセント

換気扇スイッチ、照明スイッチとともにコンセント1個、充電用USB端子が1個ついています。

枕と布団

枕は程よく柔らかく寝やすかったです。敷布団はマットレスがないようでやや固め。体はあまり休まらないかな。

掛け布団は柔らかく適度な重さがあり保温もしっかりしてくれるので寝ていて寒いこともないし、シーツは清潔できれいなので印象はすごく良いです。

トイレ

2022年にできたばかりということもあってトイレはとてもきれいでした。清掃の人は見かけませんでたが、清掃も行き届いているものと思います。

洗面所

洗面所も清潔感があって好印象です。アメニティは有料なので歯ブラシや歯磨き粉は持参したほうが良さそうです。

シャワールーム

シャワールームは個別になっていて、最近よくある24時間ジムに設置されているシャワーブースのような感じです。脱衣所スペースがあり、その奥にシャワーボックスがあります。

シャンプーやホディソープはシャワーブース内にありました。

5階ラウンジ

5階のラウンジは多くの提灯が連なった照明が印象的です。この見た目の雰囲気はカプセルホテル忍者&芸者だけでしょう。

窓沿いにはカウンター席が用意され、すべて席にコンセントと充電用USB端子が用意されています。

カプセル内では飲食禁止ですが、5階ラウンジでは飲食可能です。カプセルホテル忍者&芸者周辺にはコンビニやファストフード店が多いので持ち帰って食べている人も多かったですね。

ソファ席もあり、複数人で談笑も可能。とは言え日本人の一人客ばかりが宿泊しているのでラウンジ内はかなり静かでした。ここで会話するのはかなり厳しい印象。BGMでも流れていれば別ですが・・・。

女性専用エリアも小さいですが設けられています。カプセルホテルと言うと男性が多い印象なので、ラウンジ内の一部を女性専用にするのは良いと思います。

5階ラウンジの奥には外に出られる喫煙スペースがありました。

ラウンジ内にはキッチンではないですが洗い場とポット、電子レンジ、冷蔵庫がありました。冷蔵庫は名前を書いて入れるようですが、誰かに取られてしまう可能性もあるので長期保管はしないほうが良いと思います。

貴重品の管理

貴重品は自己管理が基本です。5階の受付の横に小さな貴重品入れの金庫があるので、そこを利用することをカプセルホテル忍者&芸者は推奨しています。

スーツケースはルームの外に置くのが基本

スーツケースは各カプセルのあるルームには入れず、外に置くのが基本です。これはスーツケースの開け閉めなどの音が響くからです。スーツケースを置くだけであれば邪魔にならないようにカプセルルーム内に置いても問題ないとのこと。

カプセルホテル忍者&芸者はほぼ満室になることが多い

新しいカプセルホテルということで、カプセル内もきれいだし水回りも清潔感があって好印象です。江戸時代っぽい雰囲気も良いですが、それ以上に清潔感があってそこが高評価でした。

男女ともに8割方埋まる事が多く、週末のイベントごとなどがあると満室になってしまうとか。寝るだけに利用する、と言ってもシャワーやトイレは使うわけで、水回りの清潔感はあったほうが良いですよね。チェックイン時間が17時からという部分を除けばとても良い施設だと思います。

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