投稿日:2018年7月21日|最終更新日:2018年8月 2日

チョウキット市場の治安は悪い?観光で行くべきかこちらをチェック

クアラルンプールでも治安の悪いエリアとネットで言われているのがチョウキットです。モノレールにチョウキット駅かせあり、ブキッビンタンからすぐなので観光客でも簡単にアクセスできます。チョウキットといえば市場が有名でほとんどの観光客はチョウキットマーケットを目指すと思いますが、チョウキットの治安が気になるところでしょう。私は日中の夕方までしかいたことがないですが治安は問題ありません。かなり落書きの多い廃墟のようなアパートなどが多いエリアですが、こんなのはよくあることでしょう。

ここでチョウキット市場を詳しくレポートしていますので、限られた滞在時間をチョウキットまで足を運んで使うかどうか、検討材料にしてみてくださいね。

チョウキット市場への行き方

チョウキット市場の治安
チョウキット市場はモノレールのチョウキット駅で下車すればOKです。多くの方が滞在するブキッビンタンからすぐ。

チョウキット駅で下車したら、あとは市場に向かって歩きます。
チョウキット市場の治安
目印はこの写真でも見える、背の高いヒルトンガーデンインです。この方向に向かって歩くと、ヒルトンの裏側にチョウキットマーケットが出現します。

途中、屋台街というか、かなりローカル感満載の通りなので、この道で本当に良いのだろうか、と不安になると思いますが、Google MapやMaps.meなどのアプリを使ってGPSと目的地チョウキットマーケットの位置を確認しながら歩けば大丈夫です。

ちなみに徒歩でも問題なく安全ですのでご安心を。

チョウキット市場の中をレポート

チョウキット市場の治安
チョウキット駅を南下して、左折すればこのような青い三角形の建物が見えるでしょう。チョウキットマーケットとしてネットでよく見る写真だと思います。ここから中に入るとまず野菜や果物などの青果市場が広がっています。さらに奥に進むと食事ができる屋台や雑貨や服飾品が売っている狭い路地が現れ、さらに奥に進むと魚や豚、鶏などをさばく精肉エリアが広がってチョウキット市場を抜けます。

全行程、写真を撮っても一応大丈夫ですし、GoProなどで動画を撮っていても特に問題ないと思います。観光客が動画を撮っていくのはチョウキット市場で働く人達にとっては慣れたものなのだと思います。よく牛の生首などを写真や動画で撮る人が多いので。ただし成果売り場や飲食エリアはそれほど撮影される免疫がないようにも感じるので、露骨に撮影するのはやめたほうがいいかもしれません。

チョウキット市場の営業時間

チョウキット市場の正確な営業時間は不明ですが、朝9時には人でごった返していたので早めに着いても問題ないでしょう。ただし夕方5時過ぎになると迫力のある肉売り場は商品がなくなってくるので、活気がある市場を体感したければ、午前中から昼過ぎにかけてを目安にすると良いでしょう。

精肉、魚介類エリア

チョウキット市場の治安
チョウキット市場といえば精肉・魚介類エリアでしょう。すすでにカットされたり加工された鶏肉や豚肉、牛肉などをここでさらに細かくカットしたり、展示して販売しています。

チョウキット市場の治安
当然水で洗い流しているので地面のアスファルトやコンクリートには水が流れていたりするのでビーチサンダルだと死ねます。スニーカーで行くようにしましょう。

チョウキット市場の治安
このようにさっきまで生きていたような動物の頭がおいてある光景はなかなか見ることができないと思うので、ここが観光客にとっては一番見どころになるのではないかと思います。特に牛の頭などはインパクトが大きいのでよく観光客が写真を撮っています。

チョウキット市場の治安
このようにいろいろな肉をカットして売っていて、実際にこれが売れていくから面白いです。本当に地元の人たちが買っていくのがわかります。時間的に午後を過ぎてしまうと売り物がどんどん減っていくので、昼前から行くようにすると商品も多く、活気あふれたチョウキット市場を体感できると思います。

青果店エリア

チョウキット市場の治安
続いて野菜や果物、花などが売られている青果店エリアです。このへんはまだ普通の市場という感じ。通路をただ進んでいくだけになってしまいますが、クアラルンプールの地元民たちが普通に買い物していく光景が見れますので面白いと思います。ただ、通路が広いわけではないので立ち止まっていると邪魔になってしまうかもしれません。

チョウキット市場の治安
値段的には果物などは安いと思います。

屋台エリア

チョウキット市場の治安
屋台などのテントが連なるエリアです。小物やおもちゃ、服飾品などの雑貨を売っているお店が並びます。かなりローカルで閉鎖的な空間が続きます。ただしここも治安面で不安になるようなことはないと思います。ごく一般的なクアラルンプールの人たちが生活の一部として利用している市場という感じです。

チョウキット市場の治安
テーブルが用意された飲食屋台があり、地元の人達が食事しています。ただし衛生的にはあまりよくないんじゃないかと・・・。

チョウキット市場の治安
この生活雑貨と飲食店のあるエリアは猫も住み着いていて弱りきったゴキブリをおもちゃにしています。ちょっと無理な人は通れないかもしれませんね。

チョウキット市場の治安
ここを抜けると、チョウキット駅方面に抜けることが出来ます。実はチョウキット駅からはこちらの屋台エリアが最も近いのです。ただ、ネットでは青い三角屋根の入り口がよく出てくるし、チョウキットマーケットのGoogle Mapでもこちら側が正門のようになっているので、今回は肉売り場から順にご紹介しました。ちなみに肉売り場の外もかなりカオスです。

市場の外

チョウキット市場の治安
チョウキット市場の精肉エリアを抜けると、プレハブ小屋を出て外の通りに出ます。ここも実は見どころで、鶏など生きている商品をその場で締めたりしていて、地面には血が・・・。けっこうエグいエリアでもあります。

チョウキット市場の治安
しかしここの鶏肉はさっきまで生きていたこともわかるのでとても新鮮なんだろうなとは思います。

チョウキット市場の治安
ここまで歩いたら、あとはチョウキット市場周辺のアパートなどのビルを抜けてモノレールの駅まで戻れますが、ここがかなり危険な匂いがするエリアです。わかりやすい貧困エリアという感じの建物を通っていのくのでとょっと注意したほうが良いと思います。ここで危害を加えられることはないと思いますが、もし不安であれば市場を逆走する形で戻れば問題ないでしょう。

チョウキットは観光で行くべき!?

というわけでチョウキットで有名な市場をご紹介しました。チョウキットは基本的に市場以外は普通に地元民が暮らす地域ですので、特に見どころはありません。個人的には行く必要はないんじゃないかなと思います。

観光客が行かない場所として有名ですが、そもそも見るところがないので行く理由がないんですよね。ただ、生々しい肉売り場などは日本ではもう見ることが出来ない光景ではあるので、一度くらい行ってみてもいいかも?私はチョウキットがどんなところかご紹介するために何度か訪れていますが、これ以上のご紹介できる場所なく、一般の人達の生活を写真や動画で撮るのもどうなのかな、と感じています。

ゲットーっぽい高層アパートがある

チョウキット市場の裏手には、高層のアパートがあります。この景色がゲットーっぽく見えるので衝撃的かもしれません。ただ、普通に暮らしているだけですので、これを物珍しく写真を撮りまくるのもいかがなものかな・・・とは思います。クアラルンプールはとてもキレイな高層タワーマンションなどもたくさん建設されていて、格差が一気に広がっている、その象徴のようにも感じます。

しかしこのような地域はチョウキットだけではなく、普通にブキッビンタンの裏手にも広がっていますから、チョウキットだけで見られる光景ではありません。また、観光客が来ることに不快感を持つ人もゼロではないはずですので、犯罪が起こる可能性は高くはないと思いますが夜などは気をつけたほうが良いでしょうね。

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