投稿日:2018年6月14日|最終更新日:2019年1月10日

【宿泊記】リッツカールトン・クアラルンプール

マレーシアは世界で最も安いリッツカールトンがあることで有名です。クアラルンプールのブキッビンタン、ショッピングモールのパビリオンの近くにあり、少し奥まっていることが難点ではありますが重厚感あるインテリアと優しい笑顔の接客は最高でした。

路地の奥にあるリッツカールトン・クアラルンプール

リッツカールトン・クアラルンプール宿泊レポート
これがリッツカールトン・クアラルンプールの正面です。パビリオンの前にあるJWマリオットのさらに奥に位置しています。

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中に入ると細長い通路の奥に受付があります。

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ここでパスポートやデポジット用クレジットカードを渡してチェックインです。今回はリッツ・カールトンのゴールドメンバーだったためか、午前中に到着してすぐにアーリーチェックインができました。

スーツケースは担当してくれた方が持ってくれて部屋まで案内してくれました。混雑しているときはこのサービスはないかもしれませんが、今回はチェックインしていたのが私だけだったので手厚いサービスをしてくれたのかもしれません。

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1階の受付フロアから左手のエスカレーターを上るとこのような円形のフロアに出ます。ここからさらに奥に進んでいきます。

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ソファとテーブルが並んだ幅広い廊下。廊下という広さではありません。贅沢なスペースをとったここは夜になると生演奏・生歌を披露する人が来て、お酒や食事ができるエリアに。午後はアフタヌーンティーが提供される場所です。恐らくリッツ・カールトンの最上級会員クラスのプラチナ対象か有料の食事サービスだと思われます。

とにかくインテリアが落ち着いていて高級感があり、それに見合うスペースが確保されていて素晴らしいの一言です。

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廊下を突き当たって右にエレベーターホールがあります。このエレベーターホールの角でいつもとても良い香りがするんです。どんなフレグランスなのか聞いてみてもフロア担当の人にはわからないという。あれば購入したかったんですけどね。

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エレベーターは部屋のカードキーがないとボタンが押せないようになっています。ゴールドで金ピカ。

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エレベーターを出るとこのような廊下が続いて各部屋に入ります。

リッツカールトン・クアラルンプールの室内

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室内に入ると左にウォークインクローゼットエリア、右がバスルーム、そして奥がベッドルームになっています。1部屋の横幅がかなり広いことがわかります。

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ドレッサー部分に鏡張りでメイクなどができる化粧台、さらに右側にはスーツケースを置いて中を出し入れできる台があります。かなり広いですよね。

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ようやくベッドルームへ。左側にキングサイズのベッド、右側にカウチソファー、テレビ、デスクが配置され、かなり広いです。これで普通タイプの部屋です。今回は部屋のアップグレードはありませんでしたが、これは広くて十分だと思います。

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ベッドの両側が鏡張り、ヘッドボードが天井まで伸び、この天井高がかなり高いんです。写真だと伝わりにくいですが3m近くあると思います。

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ベッドを正面から見るとここまで奥行きがあるんです。かなり広いことがわかると思います。インテリアはギラギラしすぎず落ち着いていて、高級感というよりも安定したグレード感が感じられます。誰でも落ち着く内装じゃないでしようか。

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カウチソファとテーブル。硬さがあって座り心地は良かったです。夜はここでコーヒーをまったり飲んで過ごしました。最高の空間です。

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テーブルにはリッツ・カールトンのメッセージカードとともにブラウニーでしょうか。お菓子が。かなりお洒落ではあるのですがこのままむき出しで置いておくのはどうでしょう・・・。コーヒーと一緒に食べましたけど。ラッピングされていると良いですね。

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デスクは軽く仕事ができそうなくらいの広さ。120cmくらいの幅です。デスクの脚がシルバーでL字に曲がっているのはかなりお洒落で高級感を感じます。

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テレビのシェルフはこんな感じでライトアップ&収納があります。高級ホテルは余裕のある調度品がライトアップされていたりして余裕を感じますよね。下には冷蔵庫などが入っています。こちらは有料です。

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シェルフの上にはコーヒーメーカーがあり、室内のペットボトルの水でコーヒーが飲めます。かなり美味しかったのでオススメです。こちらは無料です。

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リッツカールトンのミネラルウォーターです。黒いラベルで高級感しか感じられません。これはルームメイクの際に数本追加してくれるのでどんどん飲みましょう。クアラルンプールは暑いし湿度が高いので水分補給は必須です。

バスルーム

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バスルーム全景です。左の扉がシャワールーム、奥の扉がトイレ、そして正面が洗面になります。そして右側に見えていませんがバスタブがついています。広めにとられたバスルームですね。

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シャワールームはシャワーヘッドと固定式のレインシャワーがあるので使いやすいです。やや狭さは感じますが、問題ないでしょう。

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アスプレイのセットがシャワールームに置いてあります。これとは別に洗面台にも置いてありました。

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逆にトイレは広すぎます。ちょっと簡素すぎて高級感はありません。シャワーヘッドがついているのはイスラムだから?

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洗面台にはアスプレイの消耗品が揃っています。シンプルで自宅でこんな感じでも違和感ないくらい落ち着いています。

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歯ブラシセットがあるのは嬉しいです。マリオット系やSPG系のホテルでは歯ブラシセットがない場合もあったので。

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バスタブはかなり大きめ。日本のような座るスタイルではなく横になるような形ですね。

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バスソルトも置いてあります。今回は1日だけ湯船を入れてバスソルトも入れてみました。

リッツカールトン・クアラルンプールのスモークルーム

リッツカールトン・クアラルンプールのスモークルーム
リッツカールトン2階のエレベーター手前に、タバコ、葉巻を楽しむための部屋、スモークルームが完備されています。同じクアラルンプールの格安ホテル、WOLOブキッビンタンにもありました。

リッツカールトン・クアラルンプールのスモークルーム
かなり格好良いですね。

リッツカールトン・クアラルンプールのスモークルーム
中は格調高いインテリアでまとまっています。誰かが使っているところは見たことがないですが嫌なニオイが染み付いている感じはしませんでした。私はタバコは吸わないので利用しませんが、喫煙者ならここでまったりとした時間を過ごせるんでしょうね。

リッツカールトン・クアラルンプールのプール

リッツカールトン・クアラルンプールのプール
リッツカールトン・クアラルンプールのプールは外にあります。ちょっと天気が悪いですが実際の気温は30度くらいあって湿度もあるので今すぐプールに入りたいくらいの気候です。左にはバーが併設されています。

リッツカールトン・クアラルンプールのプール
バーは常にスタッフが一人以上常駐しているようです。フレーバーウォーターやフルーツは無料で飲んだり食べたりすることができます。コーヒーやアルコールなどは恐らく有料でしょう。プールに入っているとスタッフが青りんごをカットして持ってきてくれました。キャッシュを持っていなかったのでチップを渡せませんでしたが、とても気持ち良いおもてなしをしてもらいました。

リッツカールトン・クアラルンプールのプール
プールはこんな感じで意外と入ってみると大きいんです。私の宿泊した部屋はこのプールの上にある窓に位置していて、下を見るとプールが少しだけ見えました。フィックス窓なので開けられませんでしたが。プールの奥にはジムがあり、ジムからプールを見ることも可能な位置にあります。

リッツカールトン・クアラルンプールのプール
プールを利用するには、プール手前にこの受付があるのでルームナンバーと名前を記載して更衣室兼サウナ・シャワームームで着替えてプールに行きます。ジムも同様にサインしてジムを利用します。受付に向かって右奥に更衣室兼サウナ・シャワールームがあります。左に進むとジムとプールがあります。基本的にここも誰かが常駐しています。

リッツカールトン・クアラルンプールのプール
シャワールームのパウダールーム。かなり高級感がありお洒落です。両サイドにこのような3人使える洗面台があり、6人まで同時に利用できます。

リッツカールトン・クアラルンプールのプール
ロッカールームも高級感があって落ち着いていますね。ここで着替えて荷物をしまっておきます。鍵は任意の数字ボタンを押してセットすると暗証番号が登録されてロックされます。ここの説明は特にスタッフにされなかったので自力でやってみました。まずは荷物を入れずに試してから荷物を入れてロックをかけてみてください。

リッツカールトン・クアラルンプールのプール
ロッカーにはバスローブとスリッパが入っていました。バスローブなんて普段着ないのでしっくりはませんでした。ほとんど着ない浴衣のような感じです。

リッツカールトン・クアラルンプールのプールルーム
シャワーブースです。ここで体を洗えます。リッツカールトンのロゴ入りバスタオルがクールです。

リッツカールトン・クアラルンプールのプール
シャワーブースの脇にはキンキン冷えたフレーバーウォーターとおしぼりが置いてありました。これは嬉しいですね。プールで疲れてシャワーで体を温めてきたところだったので2杯がぶ飲みしてしまいました。

リッツカールトン・クアラルンプールのプール
ジャグジー。ちょっと閉塞感がありますが、大理石で囲まれていてリラックスできます。階段がかなり高い段差になっていてコケて怪我する人いるんじゃないか、と思いました。というのもタオルを置く場所がないので、ジャグジーの出入りでかなり床と足が濡れているんですよね。幸いこのときは私しかいなかったので写真も撮れましたし滑ることもありませんでした。ジャグジーは水着着用なのかどうかは不明です。基本的に水着着用のほうが良いと思います。

リッツカールトン・クアラルンプールのプール
利用はしませんでしたがサウナも完備されています。

朝食ビュッフェ

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
リッツカールトン・クアラルンプールには朝食ビュッフェがあります。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
中に入ると右手奥に伸びて広くなっていました。茶色いソファが並んでいます。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
フードコーナーは入り口付近に集中しています。パッと見た感じはそんなに種類が多くないように見えますが、実際は多すぎて半分くらいしか食べることができません。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
まずは円卓のサラダコーナー。かなり充実していると思います。毎回ビュッフェではサラダをたくさん食べているので嬉しいです。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
隣はサラダに合わせるようなハムやサーモンなど。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
中華系のおかゆとかだったかな。とりあえず中華系、マレー系とアジアンフードが多いです。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
お寿司もありましたが、ロール系で食べる気はなかなか起きませんでした。お椀が見えたので味噌汁かなと思ったらお蕎麦でした。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
パンコーナーも。種類数は普通程度。パンが充実しているホテルラウンジの朝食などと比べると若干物足りないと感じる方もいるかもしれません。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
菓子パン系も途中で追加されていたと思います。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
パンケーキ、ワッフル類もありました。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
卵コーナーはアメリカンブレックファーストを想定しているのでしょうか。ポテトやソーセージなどもここに集中していました。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
今回はパプリカとチーズを入れたオムレツを作ってもらいました。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
生搾りフレッシュジュースを作ってくれるコーナー。すでに出来上がっている生搾りジュースも置いてあります。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
シリアルコーナーにチーズコーナー。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
南国フルーツコーナー。美味しいと言えば美味しいですが、冷えてなくてぬるい・・・。キンキンに冷やしてくれると嬉しいなぁ。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
というわけでまずは最初に食べるものだけ持ってきました。サラダ、オムレツ、フレッシュジュースです。コーヒーはテーブルに通されたときに飲み物を聞かれたので持ってきてくれたものです。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
サラダはこのあとも1回おかわりしました。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
パン類とチーズ一切れも持ってきました。パン美味しいです!

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
フルーツも。生ぬるいのもあるのでおかわりは冷たかったメロンをもう一度。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
寿司ロールに茶碗蒸しもあったので食べてみました。意外と食べれる味わい。日本で食べる茶碗蒸しのほうが断然美味しいですが、出汁の元などが同じような感じだと思うので普通に茶碗蒸しとして食べられます。

リッツカールトン・クアラルンプールの朝食
最後はお蕎麦で締めました。これも意外と美味しいですよ。量が少ないので締めにはもってこいです。

その他、リッツカールトン・クアラルンプールの見どころ

リッツカールトン・クアラルンプール
2階の廊下にあるスペース。夕方になるとカクテルタイムが始まるのか、アルコールが用意され始めます。

リッツカールトン・クアラルンプール
ワイン、ウイスキー、ブランデーなどが並びます。これらが有料提供なのか、プラチナなどの最上級会員や最上級客室に泊まった人だけが無料なのか、その辺は確認できませんでした。

リッツカールトン・クアラルンプール0
この廊下にはライブラリールームもあります。夜になると食事の用意が進められていました。実際にここで食事が行われたのかどうかはわかりませんが、日中とは違うテーブルになっています。

リッツカールトン・クアラルンプール0
本は本棚がライトアップされてこのような感じで並んでいます。ここで本を読んでいる人は見かけませんでした。高級ホテルになればなるほど現実的に利用しないものがゴージャスに作られていますよね。非日常感が楽しめてよかった。

というわけでリッツカールトン・クアラルンプール1泊しかしませんでしたがとても心地よい時間を過ごせました。色々なホテルに泊まりたい派なのですが、正直ここはまた来たいと思わせてくれるホテルだったと思います。値段も安いですし本当にお薦め。ぜひ泊まってみてくださいね。

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