【アンテロープキャニオン】アッパー・アンテロープキャニオンは車で移動し撮影ポイント多し!
オレンジ色の洞窟に光が差し込んでいる写真で有名なアッパー・アンテロープ・キャニオンです。日差しが傾くと光は見えないのが残念。
グレンキャニオンダムからアンテロープキャニオンの集合場所に到着。アンテロープキャニオンのすぐそこまで行くものかと思っていたら、まずは受付をしてそこで10分か15分くらい待機でした。
しかもただの掘っ立て小屋のようなものに、現地の先住民であるインディアン部族『ナバホ族』の人たちが受付をしていて、アンテロープキャニオンのツアーガイドをしてくれるそうなんですね。通常は日本のツアーガイドは動向せず、現地のナバホ族の人のみが案内できるんだとか。しかし普通に動物の糞が落ちていたり、休める施設もなく、またお土産が売っているわけでもないので、単純にアンテロープキャニオンに無断で入らないように管理しているという感じでした。なにもないので待つのが退屈だし、風がビュービュー吹いていて寒い・・・。
ようやくドライバー兼ツアーガイドのナバホ族の方が現れて、トラックの荷台に乗せられて出発。両側が崖になった道無き道をけっこうなスピードで走ります。
しかも気温が低く、空気が乾燥しているので唇がガンガン水分を失って切れていきました。
地面はぬかるんだ泥が乾燥して固まっているのでかなりガタガタいっています。しかも移動にけっこう時間がかかる・・・。10分くらいは走ったかもしれません。これ、窓がついた座席なら普通ですが荷台で風がそのまま当たるところに座っていると地獄です。アンテロープキャニオンって有名だからもっと整備されているのかと思ったらそのまんまで、意外と秘境の地。
数台の同じようなトラックが止まっている、アッパーアンテロープキャニオン入り口に到着。アッパーを見学してからロウワーアンテロープキャニオンのほうに移動して見学、という流れでした。
今回のアッパー・アンテロープ・キャニオンを見学したあとは車で5分ほど移動した先のロウアーも見学できます。
主に上から差し込む太陽の日差しが見れるのがこちらのアッパー・アンテロープ・キャニオンです。ちなみに今回は冬ということもあり、時間の差もあったのだと思いますが、差し込む日差しは見えませんでした・・・。残念。
まずはこの縦の裂け目のような部分からアッパー・アンテロープ・キャニオンへ侵入。ここで記念撮影をナバホ族の人にしてもらえそうでしたがサッと入っていってしまい私たちは撮ってもらえませんでした(;´∀`)
上空から見るとこんな亀裂になっています。トラックが何台も止まっていて、人も見えますよね。
中に入るとまさに洞窟と言った感じで、岩肌がテレビや写真でよく見る、横に流れる流線型の模様が入っていて美しいです。しかし写真で見るような鮮やかな色ではなく、薄暗い感じ。上から日差しが入ってきますが、岩岩に遮られて日陰の明るさですね。
アッパー・アンテロープ・キャニオンの写真の撮り方は、一眼レフであれば曇り空の撮影モードにすると良いそうです。しかしここまで薄暗いとテレビや写真で見ていたアンテロープキャニオンとは全く違うのでちょっと拍子抜けしてしまいました。ただの洞窟って感じなんですね・・・。
ナバホ族のガイドが水が流れてきてこのような穴ができた、などのように説明しながら進んでくれます。同時に、あの岩は動物に見える、とか、撮影の角度や明かりの角度を教えてくれて写真を撮りまくります。しかし写真ばかりとっていると途中で飽きてしまうのも事実。同じような岩の間を進んで写真を撮って、という感じだから。
座ってゆっくり30分くらいここで休憩ができたら最高です。アンテロープキャニオンの見学って進んでは写真をとって、の繰り返しなのです。
ようやくアッパー・アンテロープ・キャニオンの出口に出ると、日差しが出ていて温かい。ここでまた記念撮影等をしつつ、まったりとひなたぼっこ。
北側から入っていって、南側に出る、こんな感じです。
で、帰るのかと思ったらまた出てきた道を逆走です。入口に向かって逆走するので、入ってくる人たちとすれ違って危険です。また、暗いので良い天気の下にいた私たちは目が見えず頭をぶつける人もいました。
ようやくアッパー・アンテロープ・キャニオンの入り口に戻ってきて、同じトラックに乗り込みナバホ族が管理する集合場所へ戻りました。途中、ボコボコの道にデカイ牛がのんびりしていました。野生の牛でしょう。この牛の糞が先ほどの集合場所に落ちていたんだとこの時気づきました。
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