投稿日:2020年3月29日|最終更新日:2024年4月 6日

ロサンゼルスが新型コロナウイルスで外出禁止が出た週末

ロサンゼルスが新型コロナウイルスで外出禁止が出た週末
新型コロナウイルスがアメリカで広がり、カリフォルニアの北部では外出規制がかかっていましたが、ロサンゼルスなど南部は特に規制がかかっていませんでした。しかし私が渡米したその日にロサンゼルスも含むすべてのカリフォルニアの都市が不要不急の外出をしないよう要請が出ました。

そのときのマンハッタンビーチ周辺の様子を残しておきます。

スーパー、ラルフスは店外に並ぶ入場制限

すべてのラルフスではありませんが、一部の店舗では店内で人が充満しないように入店人数の制限がかかっていました。

ロサンゼルスが新型コロナウイルスで外出禁止が出た週末
そのため、入り口は1箇所のみになり、そこに中の人が減るまで並ぶことに。私が並ぶ前はこのように間隔を空けて並んでいましたが、後からどんどん詰めて並ぶようになり、これが濃厚接触になりえるため無意味な感じもしますが・・・。

ロサンゼルスが新型コロナウイルスで外出禁止が出た週末
入り口にはこのように整理するスタッフが置かれ、ある程度客が出ていったら数人を入れる誘導をしていました。皆文句は言わず従っていました。待たされても特に怒らず並ぶアメリカ人たち。

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店内はこのように保存食や水、ティッシュペーパーなどがなくなっていました。

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帰りにはさらに多くの人が並んでいました。実はほかのラルフス、その他別のスーパーは特に入店制限していないところが多かったので、車で来ているなら別のスーパーへ行ったほうが良かったんです。ここは特に厳しかった気がします。

お洒落な飲食店もテイクアウトのみの対応

色々な買い物をするために歩いて遠出して疲れたのでお洒落なレストランに入りました。
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ステーキを注文したものの、新型コロナウイルスの影響で店内で食べてはいけないとのことでテイクアウト対応に。ここで初めてロサンゼルスも深刻な対応をし始めたのだと気づきました。
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しかしステーキが冷えてしまい本来美味しいものが全く楽しめませんでした。結局車もないので外のベンチで食べました。

テイクアウトできない飲食店は閉店

ロサンゼルスが新型コロナウイルスで外出禁止が出た週末
店内でしか食べられない、テイクアウトをしていない飲食店は閉店していました。テイクアウトできるところだけがオープンしていて、これはニューヨークと同じ感じですね。打撃はかなり大きいと思います。

ファストフード店は基本的にドライブスルー対応のみ

ロサンゼルスのダウンタウンにはドライブスルーがありませんが、マンハッタンビーチやホーソーン、エルセグンドなど少し離れた場所はドライブスルーが当然あるため、店内での注文は原則なし、すべてドライブスルーで注文し受け取るようになっていました。
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ドアには張り紙が貼ってあります。
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そして行列を作るドライブスルー。エルセグンドのIN N OUTです。ここは新型コロナウイルスに限らずいつも行列ができる店です。

例外のファストフード店もあり

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ジャック・イン・ザ・ボックスのマンハッタンビーチ店は16時までの時間限定でオープンしており、持ち帰りのみ可能であるとのことでした。車がないのでこれはありがたいですね。ようやくファストフードが食べられる、と神様のような存在に思えました。

要は営業時間は短縮するものの、普通に店内で注文を受け付けるゆるい対応ということです。

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店内では食べられません。人が密集して濃厚接触、集団感染のリスクがあるからです。しかし買いに来て出来上がるまでずっと待っている人が多かったのでこの時点で濃厚接触になるんですが・・・。衛生面でもやはり日本のような厳格な感じではなく、これはもう仕方ないなと。バーガーは美味しかったですけどね。

ベストバイは店頭受け取りをする人のみ入店可能

ベストバイに買い物に行くのにわざわざUberで行ったにもかかわらず、事前注文品、ネット注文品なのか店頭受け取りをする人だけが入れる開店休業状態の臨時対応になっていました。受け取りする人が入り口で並んでいます。
ロサンゼルスが新型コロナウイルスで外出禁止が出た週末
これには驚きました。密集して居座って会話をする飲食店とは違い、家電屋であれば集団で密集することはないはずなのに。かなり神経質な対応をしているという印象でした。

マンハッタンビーチは人がたくさん

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マンハッタンビーチのラウンドハウス水族館までの桟橋が閉鎖されていました。そしてビーチバレーのネットがはずされ、ここで遊べないようになったことは事前のニュースで知っていました。

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しかしマンハッタンビーチにはジョギングする人やサイクリングする人でかなり賑わっていました。この日は土曜日でした。

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ビーチにも人数は少ないですがゆったりと過ごす人たちがいて、外出制限がかかっているとは思えない雰囲気です。散歩程度、買い物なら外出して良い、という雰囲気はなくのどかなマンハッタンビーチの時間が流れていました。が、ロサンゼルスでも多くの新型コロナウイルス感染者が出た後マンハッタンビーチが同じ状況だったかは不明。

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とは言え、屋外で家族とであれば感染拡大の問題はないので厳しく考えすぎる必要はないのですが、友達と集まっているティーンも多く、こういうのは危険だなと感じました。

正直外出禁止の際に不要不急の外出でないとされた場合、最悪罰則もあり得るとニュース記事で読みましたが実際はゆるい感じで拍子抜けしました。ひとり散歩やジョギング、日焼けをするならまず感染の可能性はないと考えられますが、数人で集まってしまうと感染リスクが高まるので、自分は大丈夫でも地元の人達はリスクある行動を取っているなと。悠長な日本とまったく変わりありませんでした。

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