モントリオールの地下鉄の乗り方と料金
モントリオールは地下鉄が何路線もあり、街のサイズにしては充実していて、バスと組み合わせてどこにでもいけます。
ただし、目的地に向かう際の注意点などがあるのでそこだけおさえて地下鉄を利用してください。
地下鉄チケットの種類と料金
- 1回券($3.25)・・・2時間以内ならバスを含む乗り換え無料
- 1日券($10)・・・1日地下鉄、バス乗り放題
- 3日券($19)・・・3日地下鉄、バス乗り放題
- 週末3日券($14)・・・金曜16時~月曜5時まで地下鉄、バス乗り放題
週末モントリオールに滞在する方は圧倒的に週末3日チケットがお得です。私は早朝から夜中まで使いこなしました。長期滞在の場合は、1週間パス($26.25)、1ヶ月パス($85)もあります。
プリペイドカードか紙の使い切りカード
モントリオールの地下鉄・バスではプリペイド式のカード「OPUSカード」と紙にチップの埋め込まれた使い切りのチケットの2種類があります。
OPUSカードはデポジットが$6かかりますが1ヶ月パス($85)はOPUSカードでしか購入できないので、基本的にモントリオール在住の人用と考えてOKです。私たち観光客の場合は使い切りのチケットを購入することがほとんどでしょう。
長期パスの注意点
1週間パスの使用開始と使用期限は月曜から日曜まで。水曜に買っても来週の水曜までではなく購入した週の日曜日までしか有効期限がありません。そのため実質5日間パスになってしまいます。1ヶ月パスも同じで1日からその月の最終日が期限。20日に1ヶ月パスを買っても31日までの11日間しか使用期限はありません。ここに注意してください。
モントリオールの地下鉄の乗り方
地下鉄の駅は写真のような下への矢印の看板がビルについているのでダウンタウンの中心地でもわかりやすいと思います。
モントリオール中央駅などわかりやすい大きな駅は探さずとも見つかりますよね。
改札の入り方と出方
改札は丸い部分にチケットをタップすればOKです。バーを回して中に入ります。
出るときはチケットのタップは不要です。というのも初乗り運賃固定なので出るときにタップする必要がないんですね。バーもロックされておらずそのまま出ることができます。
地下鉄の行き先
モントリオールの地下鉄の改札を抜けると、次の駅名の表示はなく、上下線ともに終着駅の駅名が表示されています。これから自分が向かう目的の駅がどちらの方面にあるのかを把握して、どちらに降りれば良いか事前に終着駅名を調べておきましょう。
また地下鉄に乗っているときも停車した駅名しか表示されていないため、「次の駅が目的の停車駅」というのが目視だけではわからないでしょう。慣れるまではグーグルマップなどで駅の順番は把握しておいたほうが安心です。
モントリオールの地下鉄は車輪で走っている
地下鉄がホームへ入ってきて驚きましたが、電車にはゴムりような車輪が着いていて、これで地下道を走っているようです。だからといって静音性があるわけではなく、けっこううるさいです。
電車自体が大きめで、地下鉄のトンネルも大きく、向こう側までずっと先が見えていて恐怖を感じます。
モントリオールの地下鉄の治安
深夜でも地下鉄構内はまったく治安に問題なし
モントリオールの地下鉄のホームは広々していて、万が一ラッシュがあったとしても混雑する雰囲気はありません。
そして時間的には22時頃でこんな感じです。ごく普通の人たちが利用していて日本と変わりません。
深夜1時頃になるとこのときは金曜日だったこともあり、多くの若者が利用していました。逆にここまでたくさんの人が利用しているので治安の悪さは一切感じませんでした。
地下鉄の車内の治安もすこぶる良い
モントリオールの地下鉄、グリーンラインの車内はこんな感じです。明るくてポップな感じですね。
車内もまったく治安面で気になる部分はありませんでした。深夜は逆に終電までに帰宅する人たちで混み合うので、夜中であっても人が少なくなって危険な雰囲気になることはないでしょう。
モントリオールの地下鉄は観光客にとっても在住者にとっても安い
冒頭で書いたとおり、観光客向けの1日乗車券で$10、週末だけであれば3日週末券が$14ど破格です。これで地下鉄もバスも乗り放題ですから。
さらに1ヶ月乗車券を入れることができるOPUSカード所有者は1ヶ月$85です。当然、1日券も1ヶ月券も、どこまで言ってもこの価格。日本のように区間でチケットを買うわけではないのでシンプルでわかりやすいですし、乗り放題チケットでどこまででも行けるし何回でも乗り降りできます。
というわけで電車は有効的に利用されているんだなと感じました。
モントリオールへ旅行に行く際は、金曜日に日本を出て午後にモントリオールへ着くと$14の週末3日券が使えるのでお薦めです。