ANA、JALともに2020年にウラジオストク直行便誕生。確実に伸びるロシア観光地のひとつに
2020年にANAがウラジオストクへの直行便を飛ばすことは以前ニュースでも書きましたが、JALも続いて直行便就航が決定しました。これにより、3時間で行けるヨーロッパがさらに身近になりました。
ANAとJALの直行便の詳細と、今後のウラジオストクについてまとめたいと思います。
ANAのウラジオストク直行便のダイヤ
ANAのウラジオストク直行便は月曜日と金曜日の週2回のみです。これはちょっと厳しいですね。月曜に行ったら金曜日まで帰ってこれないということですから。
成田発・ウラジオストク行き
月曜日 成田 11:00 ⇒ ウラジオストク 14:15
金曜日 成田 11:10 ⇒ ウラジオストク 14:25
ウラジオストク発・成田行き
月曜日 ウラジオストク 15:15 ⇒ 成田 16:25
金曜日 ウラジオストク 15:40 ⇒ 成田 16:50
ちなみにウラジオストクタッチ、これは入国が必須ならまず無理でしょう。ビザが必要な日本人の入国審査は異様に時間がかかるので、1時間でロシアに入国し、また出国するのは不可能です。入国しなくても大丈夫なら問題ないかな?でもせっかくなのでウラジオストクを満喫したほうがいいと思います。良い街ですよ。
JALのウラジオストク直行便のダイヤ
JALは3月29日以降、毎日ウラジオストクを往復してくれます。これはJAL利用のほうが断然多くなりそうですね。ANAとの価格差はどれくらい出るのか。発売前から気になるところです。ちなみに初めて行ったウラジオストク旅行でS7航空に乗ったときは、座席は半分以上空席でした。
成田発・ウラジオストク行き
毎日 成田 11 : 20 ⇒ ウラジオストク 14 : 45
ウラジオストク発・成田行き
毎日 ウラジオストク 16 : 25 ⇒ 成田 17 : 40
JALはさらに、ウラジオストク直行便就航を記念してディスカウントマイルキャンペーンを開催します。
ビジネスクラスが通常20,000マイル → 15,000マイルに、エコノミークラスが通常9,000マイル → 5,000マイルになります。3時間もかからないフライトなので当然エコノミークラスで十分です。というわけでウラジオストクは往復1万マイルで行けるわけです。これは凄い!
ANAが初のウラジオストク直行便だった(過去形)
日本の航空会社では、ANAが初めてのウラジオストク直行便を就航、とニュースリリースが出ていましたが、その後JALは就航予定日を前倒しし、2月から就航させることをニュースリリースで出してきたため、現在はJALがウラジオストク直行便では初の航空会社になってしまいました。
しかもANAは週2便という使いにくい日程に対し、JALは3月29日以降は毎日就航。これは使いやすさに差が出ますよね。価格はANAのほうが安くなるのでしょうか。
ウラジオストクが今後確実に盛り上がる
簡易VISAが必要とはいえ、ネットで全て手続きが済んでしまうこと、3時間あれば海外に行けること、日系2社の直行便が就航することを考えると確実にウラジオストクが盛り上がると考えられます。日系に加えてロシアのS7航空も今まで通りフライトを続けるわけですし、日本からウラジオストクへ行く日本人旅行者は今までの数倍にまで膨れ上がると考えられます。
私がウラジオストクへ行った感想としては、韓国人の若者が異様に多い、また中国人の年配の方が多い印象でした。日本人は数人すれ違う程度。夜中のバーガーレストランに行ったときも客のほぼ全員が韓国人でした。驚き。
今後は距離的にもグアムのような位置づけで、手軽に行ける海外として定着するのではないかと思っています。
というわけで、私はJALでまずウラジオストクに行ってみたいなと思います。人気が出てくるようであれば毎年数回は行きたいですね。