ANAクアラルンプール発券に北米往復をつけるプレエコが激安!
クアラルンプールを出発し、羽田に到着、羽田から北米に出発し、また羽田に戻る。そして羽田からもと来たクアラルンプールへ戻る一連の航空券をプレエコで購入することで低価格な航空券かつマイルが100%たまり、またプレミアムポイントも100%以上貯まるという海外発券をよく利用しているので、予約方法や金額、実際のフライト例などを解説していきます。
このクアラルンプール発券と北米を結ぶ海外発券ルートはいつ改悪されてもおかしくないので早めに取っておいたほうが良いと思います。
クアラルンプール発券・北米往復付き航空券とは
クアラルンプール発券とは
クアラルンプール発券とは、本来マレーシア人がクアラルンプール空港を出発し、東京に到着し観光滞在などをしたあとに、クアラルンプール空港へ帰るためのマレーシア人向け往復航空券のことです。
このマレーシアから東京行きのプレエコ往復航空券は価格が安く、何往復もしてANAのSFC修行やダイヤ修行などをする人たちの間で有名でした。
予めクアラルンプール空港に行くための航空券と、最後にクアラルンプールから日本に戻ってくるための航空券が必要ですがその費用を含めてもANAのマイルとプレミアムポイントが飛行距離の100%貯まる上に日帰り往復できてしまうためかなり重宝されているんです。
クアラルンプール発券で東京経由で北米に行く
そしてこのクアラルンプール⇔東京の往復チケットにさらに北米行きの航空券をプラスしても激安でアメリカやカナダへ行くことができると話題になっています。
実はクアラルンプールにとって日本のゴールデンウィークやお盆は連休ではないため、航空券の価格は連休の羽田発券の通常チケットとは違い、値段が高騰することはないんです。
ここではクアラルンプール発券の北米行きANAプレエコの発券方法と貯まるマイルとプレミアムポイントについて詳しく解説していきます。
クアラルンプール発券に北米往復をつけた航空券の流れ
- クアラルンプール発
- 東京着(1日以上の滞在が可能。帰国して通常に仕事へ)
- 東京発(連休など都合の良い日に北米へ向けて出発)
- 北米着(1日以上の滞在が可能。ここで普通に観光旅行)
- 東京着(北米から帰国しまた日常へ)
- 東京発(週末など好きな日程でクアラルンプールへ)
- クアラルンプール着
このような流れを1綴りの航空券として発券します。これがクアラルンプール発券・北米行きの航空券です。
東京滞在と北米滞在は24時間以上のストップオーバーを利用して滞在
クアラルンプールから東京に着いたらまずここでわたしたちは一旦帰国となり、帰宅して普通に会社へ出社し日常生活に戻ります。これは東京で24時間以上滞在するストップオーバーを利用した「帰国」となります。
その後、ゴールデンウィークやお盆、シルバーウィークなど好きな連休の時期に北米に向かい、北米で普通に旅行するように滞在。北米も24時間以上のストップオーバーを利用して滞在すします。北米旅行が終わったら東京に帰国します。東京に帰ってきたらまた24時間以上のストップオーバーを利用して日常生活に戻ります。
最後にクアラルンプールに行き、クアラルンプール発券の一連の旅程が終了します。
クアラルンプール、東京、北米、東京、クアラルンプール、とどうやってもそんなに休みが取れない!とイメージしがちですが、実はすべての都市で一旦長期滞在という形をとり、別切りの航空券のように利用できるのでとても便利なんです。
ANAクアラルンプール発券・北米往復付き航空券がお得な理由
- クアラルンプール2回、北米1回のプレエコ搭乗券で20万円前後と格安
- マイルとプレミアムポイントが100%つく
- 日程変更が無料でできる
- プレエコなので機内食の軽食うどんやビジネスクラスのお酒やデザートが楽しめる
- お盆、GW、3連休など日本のハイシーズンが関係なく価格が安定している
- 全行程で貯まるマイルで特典航空券が1枚取れる
私はアメリカやカナダが好きなので、クアラルンプール発券で北米を付けるときに、お盆やゴールデンウィークの連休時でも安く旅行に行けるのが大きなメリットです。
さらにマイルがたくさん貯まる上に、プラチナ会員の私はさらに倍のマイルがつくので、1回クアラルンプール発券をすると4万マイルほど貯まり、そのマイルでメキシコシティやシドニーの特典航空券をゲットしています。要するに20万円ほどのクアラルンプール発券によって2回のクアラルンプール旅行、1回の北米旅行、さらにもう1回どこか海外旅行に行っているため、実質航空券代は1回5万円ほどの計算になります。そのうちクアラルンプール発券分はすべてプレエコで行きますから、快適度が違います。
北米つきのクアラルンプール発券方法
ANAの国際線予約ページへ行きます。そうすると予約条件を入力できると思いますがここからはクアラルンプール発券はできませんので、右上の「複数都市」をクリックします。
するとこのように出発地、経由地、到着地をそれぞれ入力できる欄が出てきますので、ここに都市を入力していきます。
重要なのは「プレエコ」を選択することです。これによってマイルとプレミアムポイントが100%加算されますし、なぜか激安価格のプレエコが出てくるんです。
検索した結果がこのようになっています。なぜかプレエコのフレックスプラスが最も安くなっていて、他の料金とは比較にならないほどの価格差が出ています。しかも予約変更が無料で何度でもできる点にも注目です。これがクアラルンプール発券北米行き航空券が注目される大きな理由です。
エコノミークラスも安いがマイルとプレミアムポイントがたまらない
同じ日程・同じ路線でエコノミークラスで検索してみると結果はこのようになります。価格はさらに安くなりますが、ご覧の通りマイルがたまりません。これは座席のランクが低いためで、値段が安い座席はマイルの積算率が50%や70%になってしまうからです。
と同時に、SFC修行や上級会員修行に必要なプレミアムポイントもマイルと同様の割合になってしまうためほとんど貯まりません。
予約変更に手数料がかかる
そして赤線を引いてあるように、予約変更に手数料がかかるようになってしまいます。海外発券をする際は、ずいぶん先の予定を予約することもあるため、日程をあとから変更することが多く、このエコノミークラスだと変更のたびに手数料が発生します。
私は最後のクアラルンプール発・羽田着のチケットは何度も日程変更し、ここから繋げる新しいクアラルンプール発券の北米行きチケットと調整をしました。柔軟性が高いプレエコは本当に便利ですよ。
ライフタイムマイルを稼ぐためだけならエコノミーも可
ANAのミリオンマイラー修行をするために、ひたすら低価格で距離を飛びたい方の場合、しかも日本の連休で安くアメリカやカナダに行きたい方はこのエコノミークラスを活用するのもありだと思います。
それ以外は数万円の差でプレエコを選んでおいたほうがマイルも貯まるし座席も広々しているので断然良いと思います。
試しにプレエコでクアラルンプールとニューヨークを検索してみた
クアラルンプール発券ではなく、いずれも羽田から出発する普通の往復航空券をプレエコで検索してみました。
クアラルンプール往復は24万円。
ニューヨーク往復はなんと46万円です。
エコノミークラスで日程変更不可、加算マイルやプレミアムポイントが少ないものであればもう少し安くなりますが、どう考えてもクアラルンプール発券がお得であることがわかると思います。
実際に私が発券したクアラルンプール発券・北米行きチケットの例
それでは実際に私が1年間に2回の北米行きクアラルンプール発券をしたルートをご紹介します。
【特典航空券 往路】羽田発
【特典航空券 往路】クアラルンプール着
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【海外発券1】クアラルンプール発
【海外発券1】羽田着
【海外発券1】羽田発 ビジネスクラスにアップグレード GW期間
【海外発券1】サンフランシスコ着 ビジネスクラスにアップグレード GW期間
【海外発券1】サンフランシスコ発 ビジネスクラスにアップグレード GW期間
【海外発券1】羽田着 ビジネスクラスにアップグレード GW期間
【海外発券1】クアラルンプール着
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【海外発券2】クアラルンプール発
【海外発券2】羽田着
【海外発券2】羽田発 シルバーウィーク
【海外発券2】バンクーバー着 シルバーウィーク
【海外発券2】バンクーバー発 シルバーウィーク
【海外発券2】ロサンゼルス着 シルバーウィーク
【海外発券2】ロサンゼルス発 シルバーウィーク
【海外発券2】羽田着 シルバーウィーク
【海外発券2】羽田発
【海外発券2】クアラルンプール着
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【特典航空券 復路】クアラルンプール発
【特典航空券 復路】羽田着
このように最初にクアラルンプールに行って最後に帰ってくるための航空券はANAの特典航空券を発券しました。
そして2回目の北米行きではまずバンクーバーに行き数日滞在し、帰りはロサンゼルスで12時間の乗り継ぎをわざと作り出し、航空券価格自体はほぼ変化のない状態にしてロサンゼルス観光も楽しんで帰国。
1回の北米行きクアラルンプール発券は22万円ほど。1回目のゴールデンウィークはサンフランシスコ往復をビジネスクラスにアップグレードしてもらいました。超絶繁忙期に優雅にビジネスクラスで行けてしまうのは幸せです。
北米行きクアラルンプール発券は改悪される可能性も
日本の繁忙期で50万以上する北米行きプレエコの往復とクアラルンプールを2回くっつけても20万円ちょっとで行けるクアラルンプール発券は、今後改悪される可能性もゼロではありません。
予約変更不可のプレエコよりも予約変更可能なプレエコのほうが半額近く安いというのはありえないですよね。だからこそ改悪される前に利用しておくことをお薦めします。