投稿日:2024年4月10日|最終更新日:2024年4月15日

マイナポータルでパスポートを更新してみた備忘録

マイナポータルでパスポートを更新してみた備忘録
パスポートは有効期限内の更新の場合、マイナポータルというアプリとサイトを経由してオンラインで申請できます。

パスポート本体は最寄りのパスポート交付場所を指定して直接取りに行く必要がありますが、申請しに行く手間が省けるので便利です。

パスポート新規発行と期限切れになってしまった場合の新規発行はマイナポータルからの申請は出来ず、これまで通り直接申請に行かなければいけないので、パスポートの有効期限内に更新するのがお薦めです。

マイナポータルアプリをダウンロード

まずは「マイナポータル」で検索してアプリをインストールします。

スマホの機種によってはマイナポータルが使えない機種があります。その場合は検索してもアプリが出てきません。Google検索から直接マイナポータルのアプリに飛んでも「インストールできません」というメッセージが出るので、この場合は諦めるか、マイナポータルをインストールできる他人のスマホを使うしかないです。

用意するもの

  1. これから有効期限が切れるパスポート
  2. マイナンバーカード
  3. マイナポータルアプリをインストールしたスマホ
  4. 白い紙とペン(手書きサインを書いて写メで送信する)

物理的に容易するのは上記の4つだけです。

本籍地情報

マイナポータルで入力する情報の中に、本籍地の住所を入力する必要があります。私は本籍地がどこにしてあるか不明だったので、同じような方は事前に本籍地を調べておくことをお薦めします。

背景が白く柄のない壁

パスポートの写真は自分で撮影します。簡単なのはスマホのインカメで自撮りですが、背景は白い無地の壁が必要です。ここで背景の柄(白い壁紙に縦の柄があった)や人物との明確な境界線(グレー背景で撮影していたから)を理由に再審査通知が届きました。明るい部屋で白い壁紙を背景にして撮影できるか確認しておく必要があります。

マイナポータルを使ってパスポートの更新をオンラインで進める

パスポート更新申請の細かい手順はスマホ画面の指示通りにやれば問題ありません。

注意点は、スマホの裏面にマイナンバーカードをタッチさせるのですが、一瞬タッチさせるのではなく、ペタッとくっつけ続ける必要があります。

タッチした瞬間に読み取りローディング状態になるのですが、ここで離してしまうとエラーになってしまいます。同じように、申請中にパスポートの硬いICチップ部分もスマホにタッチさせるのですが、これも同様に「離していいよ」と出るまでずっとタッチしたままにしてください。

本籍地住所は大雑把で審査が通った

私は本籍地をどこにしたか覚えていませんでした。マイナポータルの入力例として「東京都◯◯区1丁目2番地」のように書いてありましたが、私は丁目までは何とか覚えているものの、番地までは忘れてしまっていました。

まあ適当でいいか、という感じで丁目まで入力して申請したところ、これで審査が通り、パスポートの発給が決定した通知が届きました。本籍地に大きな間違いがなければ問題なく審査を通過できるようです。

申請内容に不備があるとメール、マイナポータルアプリに通知が届く

先に書きましたが、自分の写真の不備で2回エラー通知が届きました。またサインの文字が薄いということでエラー通知が届きました。入力内容に不備があればこのように何が悪いかの通知がメールとマイナポータルアプリの通知として届きます。

これらを修正して再提出すればOKです。

すべてのデータが正常に受理されると翌日に完了通知が届いた

2度エラーで再提出したものの、すべて正常に受理されると翌日にメールとアプリ通知が届きました。申請は無事通過してパスポートの発給が確定。想像以上に早い。
マイナポータルでパスポートを更新してみた備忘録
こんな感じでパスポートを受け取れる「交付予定日」が出ています。その下の「受取期限日」は交付予定日の半年後に設定されていて、この時期を過ぎてしまうとペナルティとしてパスポート取得費用が通常よりも高くなってしまいます。ほとんどの方ができるだけ早く受け取りたいと思っているはずなのでこれを過ぎることはないと思います。

パスポートの受取のときに必要なもの

受付票のPDF

マイナポータルアプリの通知本分内に「受付票」というリンクがあるので、その先のPDFファイルをDLして内容を確認してください。このPDF内にあるQRコードを現地で提示します。(パスポート受取当日の流れは後述しています。)

パスポート費用の支払いについて

旅券手数料16,000円は事前にクレジットカード情報を登録するとクレジットカードで決済できるのでやっておくことをお薦めします。

クレジットカード決済の詳細はマイナポータルアプリの通知部分にURLが記載されているのでこれをブラウザにコピペしてクレジットカード支払画面へ移動し支払い手続きをします。

下記画面の表示の通り、決済というよりも決済用クレジットカードを事前に登録したことになります。
マイナポータルでパスポートを更新してみた備忘録
というわけでこの時点ではクレジットカード決済はされず保留されていて、パスポート受取時のカウンターで実際の決済が行われます。(パスポート受取当日の様子は詳細は後述。)

パスポートの受取に有楽町会館へ行ってきた

パスポートの受取日がマイナポータルに記載されているので、最短日程でパスポートを受け取りに行きました。有楽町会館は9時オープンで、私が到着したのは10時20分くらい。

事前支払いはマストです

2階に上がるとパスポート費用の16,000円の印紙を買う列が出来ていました。私は事前にクレジットカード決済手続きをしていたのでここに並ばず「パスポート受取」の方向へ進みました。パスポート更新の際は事前決済手続きはマストだと思いました。

QRコードを提示するだけ

受取の部屋に入ると受取の列が僅かに出来ていました。紙で申請した人は紙を手に持っていますが、マイナポータルで事前に手続きを終えている場合はスマホだけでOKです。

列が進むとQRコード専用の窓口に移動させられます。ここでスマホのPDFを指で拡大しQRコードを読み取ってもらい、古いパスポートを渡します。このとき16,000円の支払いはクレジットカードで事前手続きが行われていること、この決済をしてよいか聞かれるのでOKと応えて、しばし待ち。ほとんど時間かかってないです。

10分程度で新しいパスポートを受け取れた

受付カウンターの前で待ち、出来上がったパスポートが用意されると呼ばれます。受付に行くと古いパスポートに使用不可のスタンプを押され、新しいパスポートを受け取ります。これでパスポート更新時の受取が完了しました。トータルで10分程度で終了です。

パスポートに残存期間がある場合は、マイナポータルで事前更新がお薦め

パスポートの期限が切れてしまうと新規発行手続きと同じになってしまうので、申請に行き数時間待ち、その後受取にまたいかなければいけません。

新規発行はマイナポータルで事前申請することができないので非常に不便です。そのため申し込みするだけで3時間かかるとも言われているため、パスポートの残存期間があるうちに「更新」することをお薦めします。

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