投稿日:2022年9月28日|最終更新日:2022年9月28日

サンフランシスコのバス、路面電車、ケーブルカー乗り放題のMuni Mobile

サンフランシスコのMUNIが運営するバス、路面電車、地下鉄、そしてケーブルカーまで乗り放題のパスがあります。電車のBARTは対象外です。

現在はMUNIのアプリで「Muni Mobile」があり、それを使うのが割引があってお得です。1日乗り放題、3日乗り放題などがあり、私は2日滞在で3日乗り放題パスを購入しました。

2022年に久しぶりにサンフランシスコに行ったら、ケーブルカーに乗っている観光客の多くがスマホの画面にMUNI MOBILEアプリを表示させていました。

Muni Mobile乗り放題チケットの買い方

Muni Mobileアプリをダウンロード。

観光客の私たちは一般を選択。

今回利用したいチケットの種類を選びます。1日乗り放題や3日乗り放題があります。数日間滞在するなら3日乗り放題がお得です。

続いて決済画面です。決済方法はクレジットカードやPayPalを選ぶことができます。私はPayPalを選びました。

決済完了すると有効になった乗り放題画面が出てきます。乗車時にこの画面をタップしてバスやケーブルカーなどに乗ります。

Muni Mobileの使い方

Muni Mobileで指定の乗り放題パスを購入し終えると、Muni Mobileを立ち上げた画面に現在有効のパスが出てきます。

これをタップするとQRコードと日付が表示される画面が出てきます。これを各運転手に見せればOKです。

Muni Mobileを見せるシーンのほとんどがケーブルカーです。ケーブルカーは紙のチケットも乗ってから確認したりするので、ケーブルカーに何も見せずに乗り込んでしまっても、Muni Mobileの画面がすぐ開けるようにしておくと安心です。

一方でバスではMuni Mobileの画面を見せることはまずありません。

バスや路面電車はMuni Mobileの画面すら見せない

多くの人が車内乗車端末を使っていない

バスや路面電車などではチャージして使うクリッパーカードやスマホを車内端末にかざして運賃を支払いますが、現地の人はそれすらしない人が多いです。サンフランシスコのMUNIでは、チケットを持っていることを前提に乗り込み、不正乗車はしないこととして運用されているためです。ヨーロッパでもこの手の公共交通は多いですね。

たまたまチケットをチェックされたら提示すれば良いだけで、善意で成り立つシステムです。とは言え実際は多くの人が無賃乗車をしていると考えられます。

Muni Mobileの乗り放題パスを持っていても乗車時に特になにかする必要はない

私たちのようにMuni Mobileで乗り放題チケットを購入している場合でも、何か言われない限りは何もせず乗り込めばOKです。たまに運転席のドアから乗り込む際は画面を見せてから奥に入ります。運転手も画面をチラッと見てうなずくだけ詳細は見られません。

何か言われたとき(まずあり得ませんが)に画面を表示させれば料金支払い済みなのでそれ以上問い詰められることもありません。

MUNIバスだけでほとんどのエリアを移動することができます

昔はBARTで移動したりUberを利用していましたが、Muni Mobileの乗り放題を利用してバスの乗り継ぎ等を利用してみたところ、ダウンタウンから南下したデイリーシティー周辺をぐるぐる回ったりして縦横無尽に移動することができました。

バスの運行時刻は一定ではなく、特に通勤時間帯は遅延が発生するので正確な時間での移動は難しい場合がありますが、それでも乗り放題なので躊躇なく移動できてお得過ぎました。

バスの路線はGoogleマップを使って現在地から目的地までを検索すればバスのルートが出てくるので、停留所で目的の番号のバスが来たら乗り込めばOKです。Googleマップがあれば安心して目的地まで乗り放題パスでほとんどの場合で移動可能です。

当然Uberのほうがダイレクトアクセスできて便利ですが、円安や物価高、Uber手数料の上昇などで日本人にとっては高価な移動手段となってしまいました。MUNIで移動できれ場所はすべてMuni Mobileの乗り放題パスを使うことをお薦めします。

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