投稿日:2025年3月 2日|最終更新日:2025年3月 3日

【宿泊記】コートヤード 深セン ノースウエスト(Courtyard Shenzhen Northwest)

中国深センの深セン空港から最も近いコートヤード 深セン ノースウエスト(Courtyard Shenzhen Northwest)に宿泊してきました。

平均的にいくらくらいの宿泊費かは不明ですが、2025年の3月時点で1泊14000円ちょっとでした。この価格帯でこのグレードのホテルとプラチナ会員以上が利用できるラウンジの質を考えると破格とも言える値段だったと思います。

地図上では空港から近く見えるが、実際はかなり遠い

地図では深セン空港からホテルまではそれほど遠くないように見えますが、実際はかなり遠いです。深セン空港からは地下鉄11号線で行けるらしいですが、乗車前の手荷物検査で並ぶとか時間がかかるとか、スーツケースを持っている外国人観光客からするとかなり面倒だったので、配車アプリのDiDiを登録してタクシーを使ってホテルまで行きましたが、普通に20分ほどかかりました。運賃は初回割引がついたいたためか、550円ほどでした。
地下鉄は色々面倒なので、配車アプリを使ったほうが直接ホテル前まで行けておすすめです。

ホテルのエントランスが広々していて豪華で清潔感ある印象

エントランスの外にはボーイ、ポーターが立っているという、コートヤードとは思えない雰囲気。

中に入ると正面にチェックインカウンターがあり、左手にはソファが置かれ数階分吹き抜けになった開放感と高級感のあるロビーが広がります。

アメリカのコートヤードシリーズと比べると宿泊費にして数倍の差を感じるような内装と広さで驚きました。アジア系の新しいコートヤードはこのようなリーズナブルだけどそう感じない高級感があって好きです。そしてコートヤード 深セン ノースウエスト(Courtyard Shenzhen Northwest)は完全に当たりホテルだと確信しました。

室内

今回は9階の部屋をアサインされました。エレベーターから最も遠い部屋で毎回歩くのがしんどい・・・。かといって部屋は特にアップグレードされていない一般的なキングサイズの部屋です。

室内に入ると床はツルツルの大理石でとてもきれいに掃除がされている印象でした。

洗面台とトイレ・バスエリアがオープンになっている最近のコンパクトルームタイプの作りですが、実際の広さは狭くなく一般的なこのグレード以上のホテルと同等だと思います。

ドアまで大きく開放感があるため実際の広さよりも広く感じるので、室内で過ごすときは開放感があってとても快適でした。水回りは可動式の扉で閉じることもできましたが、私はこの手のホテルでこの扉を閉じたことはなく、広々したスペースを楽しんでいます。

窓際にはソファとテーブルがあり、全体的にコートヤードの落ち着いたブルーとグレーの大理石柄、そして木目で統一しているようで、洗練された空間を演出しています。

壁や天井、サイドテーブルや洗面台などいたるところが丸みを持たせていて柔らかで余裕のある印象もありますね。

ラウンジ

コートヤード 深セン ノースウエスト(Courtyard Shenzhen Northwest)には最上階10階にラウンジがあり、マリオットプラチナ以上であれば利用可能です。コートヤードでラウンジがあるって最高すぎます。ラウンジが利用できるというだけで、ランクが上のシェラトンやマリオットを選ぶ必要はなくなり、コスパの高いコートヤードを選ぶ大きな理由にもなります。

ラウンジ自体は部屋を数部屋分繋げた程度でそこまで広くはありません。これは大混雑してしまうのでは・・・と思っていましたが、春節のあとで旅行意欲が収まったからなのか、ラウンジはそこまで混雑しませんでした。

ソファ席エリアとテーブル席エリアにわかれていて、ほとんどの人がテーブル席エリアで食事していました。

ラウンジのオープン時間は6:30 - 23:00までで、基本的にはコートードリンク類、ここには青島ビールも含む、そしてクッキーが置かれているだけのほとんどコストをかけていない空間です。

夕食のカクテルタイムが17:30 - 20:00と長めにとってあり、ここの食事内容が種類豊富でとても満足できました。特にサラダ類がしっかりしていることと、あまりにも強烈な中華ではなく外国人にも食べやすい味・香りだったことは個人的に高評価でした。

朝食

一般的に朝食もラウンジで提供されることが多いですが、コートヤード 深セン ノースウエスト(Courtyard Shenzhen Northwest)の朝食はラウンジではなく3階のレストランで提供されます。

プラチナ会員の特典を選ぶ際は朝食とポイントを提示され、朝食を選んでおいて正解でした。ラウンジで朝食が取れると思い込んでしまうと損します。

そしてここの朝食が凄まじいほど種類が豊富。主に中華がメインです。

広いフロア全体の1/4がフードエリアです。フードに関しては写真を見てみてください。

座席数もかなり確保されていて、プラチナ以上の人たちや有料で朝食を食べる人たちが多めに来ても捌けると思われます。スタッフの数もレストラン並みに多いので、食べ終わるとすぐに後片付けをしていて中国らしからぬ素早い対応。

スイーツが多めの印象なので、食後はコーヒーを飲みながらゆっくりするりも良いと思います。

ラウンジのディナーと朝食ビュッフェだけでもトータルで軽く5000円は超えるレベルなので、深センで長期滞在するならコスパがかなり良いのではないかと思います。

ホテル内にATMはない

中国のクレジットカードの使えなさに唖然としてわけですが、じゃあ決済アプリを使うかとは思えないので、仕方なくATMでキャッシング。

コートヤード 深セン ノースウエスト(Courtyard Shenzhen Northwest)周辺は深センの超高層ビルが立ち並ぶエリアとは違い、かなりローカルなエリアなので、町中にATMがありませんでした。ホテルのフロントにATMがあるか聞くと、ホテル内にはなく、直結している隣のショッピングモールの中にある、とのことで場所を教えてもらい行きました。カードが自動返却されないちょっと怖い仕様で焦りましたが、100人民元(約2000円)を引き出せました。

外資のホテルグループでもホテル内にATMがないことに驚きました。今回はたまたまホテル直結のモールのなかに1台だけATMがありましたが、他のマリオット系列でもATMだけはかなり怪しいので深センに来る際は空港などでキャッシングしておくほうが楽かもしれません。

事前に調べたときに、徐々に外国のクレジットカードも使えるようになってきたと書かれていましたが、コートヤード 深セン ノースウエスト(Courtyard Shenzhen Northwest)周辺では一切使えず。飲食店も怖くて入れませんでした。スーパーでもクレジットカードは使えません。

なので、超少額だけキャッシングしましたが、コートヤード 深セン ノースウエスト(Courtyard Shenzhen Northwest)がマリオットプラチナ以上であれば朝・夜ともにしっかり食事ができるサービスを提供していてくれと本当に助かりました。

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