投稿日:2025年3月 3日|最終更新日:2025年3月 3日

深センではクレジットカードは使えないと思ったほうがいい

中国では銀聯カードがクレジットカードの標準であり、またスマホの電子決済はアリペイとWeChatペイを使っているので、海外のクレジットカードがほぼ使えません。

最近では海外のクレジットカードが使える店舗が少しずつ増えてきた、とネットで見たものの、私が行った日本やアメリカのコンビニなどですらクレジットカードは使えませんでした。

当然ほかの飲食店等でも使えませんので、深センでクレジットカードに頼ることは最初から諦めたほうがいいです。

キャッシュレス決済が主流なのは中国国内だけでの話

中国は現金支払いが減り、キャッシュレス決済がメインになった、とニュースで見たことがあると思いますが、基本的に中国国内向けの銀聯カードとスマホ決済のことで、海外のクレジットカード自体は一切普及していません。

こんな世界があるのかというほど異様です。

恐らく国際紛争が起きたときに自国だけですべてが回るようにするための対策です。中国国外の外資系金融機関の決済手段にわずかでも依存させないように完璧なブロックをかけていると言えます。普通はできませんが、中国のような国ではできてしまうんですね。

クレジットカードが使えるか毎回聞いてみた

どんな店に入っても、毎回クレジットカードが使えるか聞いてみたところ、使いない率100%でした。超高級店なら違うのかな・・・。

一応マリオット系列のコートヤードに宿泊した際のデポジットはクレジットカードで支払いました。他の中国の安いホテルなどの口コミにデポジットは現金で、と書いてあったのを思い出しました。なるほど海外のクレジットカードしか持っていない外国人に対しては現金でデポジットを取る以外に方法はないのか・・・。

現金はキャッシングする必要がある

私は食事のほとんどをホテルのラウンジなどで済ませてしまうため、大量の人民元が必要なシーンはなく、100元を2回、合計4000円程度をキャッシングして2泊3日の深セン旅行が終了しました。ちょっとしたスーパーやコンビニで買い物したときに必要になった現金です。

それ以外で普通にレストランやファストフードで食事する場合はほぼ確実にクレジットカードは使えないと思って、想定できる以上の人民元をキャッシングすることをおすすめします。

私は2000円もあれば足りるだろうと思って100元しかキャッシングしていなかったので、2日目にコンビニで現金が足りなくて支払えず。たまたま中心地の「福田」での出来事だったため近くにATMがあり助かりました。ここで2回目の100元を引き出してきて無事支払いました・・・。普通なら現金がなければ「じゃあカードで」ができますが、中国ではそうはかないので、多めに現金を持っていたほうが安心かもしれません。特に外食を多くする方は気をつけたほうがいいですね。

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