投稿日:2022年11月22日|最終更新日:2022年11月22日

【搭乗記】シドニー - 羽田 ANAエコノミークラス(2022年11月)

シドニーからの帰国便、ANAのエコノミークラスの搭乗記です。搭乗時刻3時間前に空港に到着したものの、ANAのチェックインカウンターは大量の人でごったがえしていました。

特に団体のミュージシャン系の一団が大量の荷物をチェックインさせていてビジネスクラスレーンがエコノミークラスレーンよりも遅いという自体に。人数の少ないビジネスクラスレーンで何と1時間並びました。

そしてここまで大量の人がたった1便に乗り込むわけで、想像した通りほぼ満席状態でのフライトとなりました。私は2022年はステータスなしのSFCだったので座席指定は真ん中の席。両隣に誰かが座るエコノミークラスは10年以上ぶりか、いや初めてだったかもしれません。

ANAのCAさんの機転によってそれを免れたことも搭乗記として書いていきます。

ANAは座席指定有料化の弊害が現場CAさんの気遣いによって少し改善していたりする

ANAのエコノミークラスの座席指定が有料になってしまい、真ん中の席を事前予約していました。窓側と通路側は有料で2,500円もかかってしまうので、ここはほとんどの人が追加料金を出して座席指定はしないと思われます。

しかし今回のようにほぼ満席状態になると、追加料金を支払っていない人も有料座席に配置されます。個人的にはこれは納得できないんですよね。事前に2,500円支払って座席指定した人と、自動的に無料で有料座席に配置される人がいる・・・。

そして無料座席指定を事前にしていた人は、有料座席に無料であてがわれた人の板挟みになってしまう・・・。今回のわたしはこの状態でした。

ほぼ満席になってしまい、窮屈な10時間のフライトは厳しいなと思っていたところ、CAさんが後ろに通路側席があるので移動しますか?と声掛けしてくれて、何と座席移動させてもらえました。

他にも相方と隣合わせの座席に移動させてもらっている外国人もいました。恐らく無料座席指定で真ん中の席を前後で選んでいた二人組だったようです。これが有料座席指定の弊害ですね。CAさんは座席リストを見てうまく配置を変えてくれたみたいです。

ANAの現場ではかなり大変なことが起きてるし、乗客もかなり負担を強いられている。非常口席などが有料なのはわかりますが、普通の座席くらいは無料で指定させてあげたほうが顧客満足度は高いのではないかと思います。正直有料であることを知って、やっぱりJALでJGPを継続するくらいJAL一本にしようと思いましたから。JALはエコノミークラスの座席指定は無料です。

機内食

フライトが21時25分シドニー発・翌日早朝5時羽田着でしたので、10時間のフライトではありますが機内食は夕食の1回のみです。軽食のスナックパックが夕食後に配られました。

私が選んだ機内食は和食で生姜焼き定食。ご飯のパックが紙パックになっていて、蓋にご飯がガッツリ張り付いてしまい、それがなかなか取れないのがもったいなかった。これもSDGsとかいう取り組みでしょうか・・・。JALのサクララウンジもSDGsの取り組みで食事はビュッフェではなく完全オーダー式になってしまい、逆に人件費がかかりすぎている気もしますが・・・。まあいいか。

生姜焼きの味は普通に美味しくてご飯が進みました。味付きの汁なし素麺もさっぱりしてい美味しかった。サラダも二種類あるのは個人的にとてもありがたいです。

そしてクラッカーとチーズ、スナックもあるのでビールが進む。通路側の席なのでいつでもトイレに行きやすくてビールも躊躇なくオーダーできるのが良いですね。

ANAは国際線のフライトスケジュールが優秀、だけど座席指定は無料に戻してほしい・・・

このあとすぐ眠ってしまい、何度か目覚めながら5時間ほどウトウトとして映画を1本見て羽田に到着。

今回はエコノミークラスの座席指定有料化の洗礼を受け、しかし現場CAさんの配慮によって座席移動させてもらうことができ、快適なANAのフライトを楽しむことができました。現場CAさんも本当に大変だと思います。

どれくらいの収益になっているかは不明ですが、今後の国際線のエコノミークラスに乗る際はまずJALのフライトを検索し、良い航空券が出てこなかったらANAを選ぶしか無い、そんな感じになりそうです。

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