投稿日:2020年3月 8日|最終更新日:2023年4月20日

【宿泊記】スペースQカプセルホテル(シドニー)

【宿泊記】スペースQカプセルホテル(シドニー)
シドニーのホステルが集中するセントラル駅から徒歩5分にあるカプルホテル、SPACE Q CAPSULE HOTELに泊まったので宿泊記をシェアします。

宇宙船のような個室カプセルは電子ロックがかかり、他人が気になりません。専用ロッカーもカプセルと同じカードキーで施錠できて便利。古臭いホステルとは違い内装もきれいで清掃が行き届いているのでお薦めです。

時期によって価格はかなり上下しますが3月の週末で1泊45.60AUD(3,200円程度)でした。

この記事のハイライト

  • 価格が安いプライバシー性の非常に高いホステル
  • カプセルのドアがロックされるのでセキュリティも安心
  • トイレ・シャワー共用、キレイなキッチンとダイニングあり
  • セントラル駅徒歩5分以内の好立地

チェックイン手続き

【宿泊記】スペースQカプセルホテル(シドニー)
建物の入り口はドアひとつ分の狭さ。上に看板が出ているのですぐにわかるでしょう。

【宿泊記】スペースQカプセルホテル(シドニー)
中に入ると奥にエレベーターがあります。受付は2階(厳密には地上階のグラウンドから上の1階)にあります。
【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
エレベーターはカードキーなどがなくても移動できるのでセキュリティが気になる方は注意しておいてください。

1階に上がると左に受付カウンターがあります。
【宿泊記】スペースQカプセルホテル(シドニー)
私が到着したのは朝7時でした。チェックインできるか聞くと「2時から」とのことでスーツケースを預けてでかけました。

が、スーツケースは専用のオフィス内に入れるのではなく、エレベーターを降りて真正面のここに置くだけ。
【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
整理番号などはないので、自分で置いて自分で引き取るセキュリティゼロタイプ。ちなみに、紫のスーツケースが私ので、その他のものはダミーなのか、ずっと置いてある荷物でした。

ここに置いておくとエレベーターで上ってきて、すぐパクって出ていくことも可能。パクられて良いものとして置いていくのが正解ですね。まだスペースQカプセルホテルを予約していない方は「荷物は正式には預かってもらえない、預けてもパクられる可能性がある」と思ったほうが無難です。

ロックのかかる完全個室カプセルホテル

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
まずエレベーターを降りると意外と広いスペースが確保されています。他のバックパッカー向けの古いホステルとは違い綺麗で明るい感じです。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
エレベーターを出てすぐ正面が私が当てられた302でした。この部屋の中にカプセルが10個近く配置されています。

宇宙船のようなカプセルホテル

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
カプセルは2段になっていて、これまでのホステルと同じ二段ベッドですが、扉がついていてプライバシーとセキュリティが守られます。

ホステルの場合は私物がベッドの外に散乱していることが多いですが、カプセルの場合はカプセルの中に入れるか室内に電子ロックのかかるロッカーがあるのでそこにしまっているようです。

私は運良く下の段になりました。

扉にLEDのマークが色々ありますが、一番左にあるところにカードキーをかざすとドアのロックが解錠されます。
【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
あとはふすまのように横スライドすると扉が開きます。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
中はマットレスにシーツをかけたベッドスペース。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
低反発の枕がひとつ、毛布がひとつ、予備のシーツがひとつ重ねられて置いてあります。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
カプセル内にはパネルに各種機能がたくさん配置されています。基本的にLED部分をタッチして操作します。

カードキーをパネルに差し込むと操作できます。それまで暗くてどこにカードキーを入れれば良いかわかりにくかったです。

室内はデフォルトで青い照明になっていて、これは変更できないようです。
非日常感を演出していますが、カプセル内で過ごすには落ち着かないし目によくなさそうです。白い照明にを最大にしましよう。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
ほかにはUSBポート、エアコンの操作ボタンがありました。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
エアコンは2つのファンがついていました。室温も表示されますが、全然冷えません。ほかのカプセルは不明ですが、冷房というよりも送風でしょうね。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
鏡もライトアップでき、これをつけると室内がかなり明るくなりました。大きめの鏡があることで閉塞的な室内が明るく広く感じられるようになります。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
さらに天井には読書灯が左右に2つあり、こちらも普通の照明の色なのでつけたほうがいいでしょう。

各室内にある個人ロッカー

1フロアに3部屋にわけられ、そこにはカプセルの部屋番号と同じ番号で振り当てられた個人用ロッカーがあります。これもカードキーで開けます。
【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
なかはそこそこ広くて色々なものを入れておけますし、破壊されない限り安全性も高いと思います。

しかし大きめのスーツケースは入らないので、スーツケースは自分のカプセルの前に置いておく人が多いみたいです。
買い物したもの、シャンプー、予備の靴などベッドには持ち込まないものを入れておくスペースとして使うと良いでしょう。

シャワールーム

男性用シャワールームは1階、3階、女性用シャワールームは2階と4階とわけられています。ただし部屋は男女混合なので、自分の階とシャワールームの階が違うと面倒かもしれません。
【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
タオルやシャンプー、コンディショナー、ボディソープはなし。持参するか買いましょう。

各シャワーはドアがついていて個室になっています。ホステルに慣れている人はゴムサンダルを持ってきているようでした。

各階にそれぞれ共有スペースがある

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
3階はスタディスペースと書いてありますが、特にデスクなどがあるわけではないスペースでした。私はスーツケースの梱包などをここでやっていました。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
4階にはキッチンがあります。包丁や調味料などは揃っています。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
冷蔵庫もあり、長期滞在者はここで簡単な料理をしているようです。意外とキレイでした。

【宿泊機】スペースQカプセルホテル(シドニー)
奥は多目的ルームになっていて、ソファが配置されています。テレビもあり、どこも行かない人はここでくつろげます。

チェックアウト

私はJALだったのでフライトが9時。早朝の5時頃チェックアウトしに降りたのですが受付には誰もいません。ホステルなどでも24時間フロントがいることが多いですが、ここはいなくなります。

カウンターの左にカードキーを入れるボックスがあるのでそこに入れ空港へ向かいました。

宇宙船のようなカプセルはプライバシー性が高い

普通のホステルは壁もないスカスカの二段ベッドが並んでいるだけでプライバシーが全くありませんが、スペースQカプセルホテルは壁付き・ドア付き・ロックできる完全個室なのでかなり居心地が良いと思います。

正直ここまで他人を気にしないホステルはなかったのではと思います。しかもカプセルはとてもキレイ。

ただしシャワールームが共用で、アメニティは当然ないので、普段ホテル利用している方には驚きだと思います。私も驚きで1泊だったのでシャワーは使わず空港のカンタス航空ファーストクラスラウンジでシャワーを浴びました。

立地も良く、低価格、普通のホステルより各ベッドのプライバシー性とセキュリティが高く、またホステル内もかなりキレイでお薦めです。

地図

※閉業が終了したり別店舗になっていたり、場所自体がなくなっている場合もあります。

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