【宿泊記】ザ・ウェスティンホテル・シドニー
シドニーのど真ん中、マーティンプレイス沿いにある元シェラトン系列の高級ホテル。ザ・ウェスティン・シドニーの宿泊記です。最寄り駅はWynyard駅で、徒歩5分ほど。
※ザ・ウェスティンホテル・シドニー・エグゼクティブクラブ・ラウンジレポートもあります。
ザ・ウェスティンホテル・シドニーの正面入口
建築美が素晴らしいマーティンブレイス沿いにあり、ジョージストリートにも面している立地ですが、いまいちエントランスの位置がわかりにくいかもしれません。
正面入口はジョージストリートではなく、ピットストリート側です。1ブロックすべてをザ・ウェスティン・シドニーが専有しているので、実際はジョージストリートからも入れますが、入り口が小さくて一瞬わかりにくいかもしれません。
ピットストリートのウェスティンの正面入口はこのようになっていてよくわかります。
エントランスが豪華!
そのザ・ウェスティン・シドニーのエントランスホールがとても豪華で広々。吹き抜けも4階分くらい抜けている開放感は素晴らしいです。特に昼間はこのように自然光が入ってきてとても美しく静かで居心地の良い空間を演出しています。
彫刻が美しいのですが、その下の黒い台。これ実は滝です。水の心地よい音が聞こえますがよく見ないとここに水が流れていることに気づかず、ただの壁にしか見えないこともあるので注意。
この写真の方向はピットストリートの正面入口から入ったザ・ウェスティンホテル・シドニーのエントランスホールです。
裏口にあたるジョージストリート側から入るとこんな感じ。
5階分くらいの吹き抜けになっています。右側の黒いソファはザ・ウェスティンホテル・シドニー内にあるバーレストランです。上にも渡り廊下が見えますが、こちらも別のレストランになっています。
左側にはまた別のレストランがあり、さらに地下にはクラブ・バーのようなスペースが広がっていてかなり広いです。1ブロックを突き抜けて敷地を展開しているだけあって、豪華な作りになっています。
3階部分のレストランと景色
3階部分に位置するフロアに上がってみましょう。
エレベーターを出ると下から見えた橋がまっすぐ先に見えます。この写真の左側にレストランがあり、朝食をとることができます。
橋まで来るとこのようにテーブルがセットされています。このときは朝6時だったので既に朝食の時間になっていました。レストランの外にある席ですが、吹き抜けが10階部分くらいまであるため、開放感が抜群ですし、ザ・ウェスティンホテル・シドニーを感じながら過ごすことが出来るので個人的にはこの席が好きです。
肝心のレストランは橋から振り返ると全貌が見えます。こちらも窓がなく、ザ・ウェスティンホテル・シドニーと一体感を感じることができる雰囲気。贅沢に2階分吹き抜けになっているなど贅沢感が素晴らしいですよね。
17階 ワンベッドキング客室
今回はアーリーチェックインをせず待てば良い部屋にアップグレードするとのことだったので待ったのですが、ワンベッドキングの部屋でした。2ベッドとキングベッドどちらが良いか聞かれたらどちらでも良いと答えたほうが良いかもしれません。もしかしたら2ベッドのほうがさらに良い部屋になっていた可能性があります。
31階までありますが、今回は17階に通されました。できればもっと高い部屋が良かったのですが・・・。エレベーターを降りるとこのようなプレートが壁にありました。17階はスターウッド系のメンバーの専用フロアなのでしょうか。上級会員向けに通されるフロアなのかもしれません。ラウンジでは部屋番号を口頭で伝えるだけでプラチナ会員であることを一瞬で把握していたので、最低でも17階以上もしくは部屋番号の若い番号の部屋番号を伝えればすべてプラチナ会員なのかもしれません。
部屋の鍵はカードキーになっていて、ドアではなく壁に設置された解錠センサーにタッチします。ここに清掃しないようになどの表示が点灯します。
左側に鏡張りのクローゼット、右側にすりガラス製の扉の奥にパウダールームとバスルームがあります。
キングサイズベッドが一台、奥にソファがひとつ、デスクが窓に向かって設置されています。この配置は面白いです。実はロールスクリーンを開けると時計塔が目の前に位置しているんですね。30階ほどのタワーですが、17階に通されて、少し不満でしたが、ここは室内滞在時間が長ければけっこう良いビューかもしれません。ちなみにラウンジは28階の同じ方向に向いていましたが時計塔は当然眼眼下にあり、存在すら気づきませんでした。
ベッド側から見ると壁掛けテレビ、デスクが配置されています。
テレビの下のチェストにはミニバーが引き出しに入っています。お酒類は意外と豊富ですね。
その下はスナック類が入っています。
コーヒーメーカーなどは最下段に入っています。
冷蔵庫にも飲み物がたくさん入っています。日本の中級~高級クラスのホテルと似ている感じがします。これだけたくさんお酒が揃っていると色々試したくなってしまいますが、やっぱり高いんでしょうね・・・。
廊下にあるクローゼットは扉がガラス張りになっていて中は十分な収納力。
ちなみに壁には帽子かコートかを掛けるところが。これ使っている人いるんでしょうか。
バスルームはガラス張り、バスタブはフルサイズ
バスルームはガラス張りになっていて開放感があります。
ベッドルーム側からもすぺて見えるので部屋自体がかなり広く感じますし、明るさがバスルーム全体に行き渡るので良いですね。
シャワー、トイレ、バスが別々になっている感じ。高級ホテルの一部はこのようなバスルームになっていることが多いですね。しかもフルバスタブという海外では贅沢な仕様になっているんです。
まずはパウダールーム。ボウルが乗っていてガラス天板などを使い、また鏡は壁一面に施されていて高級感が感じられます。
海外のホテルでは珍しい歯ブラシが設置してありました。歯磨き粉はコルゲート。このほかにコットンや綿棒などもありました。やはり高級ホテルは違いますね。
バスタブは先程ご紹介したようにフルバスタブ。日本のバスタブとは違い、浅めですが脚を伸ばして入るタイプ。ゆっくりと寝ながら湯船を楽しむことができます。ちなみに湯船を張ってみましたが、一応ここからテレビが見えるんですが、ガラス張りの壁は完全密閉で寝室と隔ててあるので、テレビを楽しめるとは言えない感じ。開放感があり明るいバスルームという感じでしょう。ちなみにバスタブ側からロールスクリーンをおろして遮蔽できます。
トイレはすりガラスの扉で仕切られています。便器自体は古いタイプものですね。シャワールームはトイレの隣に配置されています。必要最低限ではありますが、レインシャワーも設置されていて、シャワーヘッドは自分で持てるので日本人にはかなり好評なバスルームになっているのではないかと思います。
時計台が見えるザ・ウェスティンホテル・シドニーからの景色
17階は低いんじゃないかなと思っていましたが、これが時計台ビュー。真正面にザ・ウェスティンホテル・シドニーの目印にもなっている時計台があるんですね。もう少し下の階だと目の前に時計版が見えると思います。
少し下に見える感じがまた良いですね。
夜になるとこのようにライトアップされます。
実際宿泊してみてザ・ウェスティンホテル・シドニーの立地
実際に宿泊してみると、まず中心地にあるのでどこに行くのも徒歩圏内のため、ちょっと食事に行こうとか飲みに行こうというのには便利です。ジョージストリートにも面しているので買い物もすぐです。
最寄り駅のウィンヤード駅は歩くと遠く感じますが徒歩4分なんですよね。立地としては普通に使えると思います。ウィンヤード駅から直行で空港まで帰れますし、数泊の観光でシドニーに滞在するなら無駄な移動時間も減らせて便利。
ラウンジなどのサービス
ザ・ウェスティンホテル・シドニーはウェスティン・エグゼクティブクラブ(ラウンジレポートはこちら)があり、ここは基本的にオープンしているので、朝食や夕食を済ませることが出来ます。軽めに食事をしてお酒を飲んで、あとは外に繰り出して飲んだり食べたりすることも可能。
シドニーは物価が高いですし、軽くラウンジで食事して外で食べすぎないようにするのも手だと思います。
また、日中もオープンしているのでお菓子とドリンク、コーヒーでゆっくりと過ごすのも良いですね。特に真夏のシドニーは暑くてたまらないので、お出かけして帰ってきたらとりあえずラウンジでゆっくりして部屋に戻るのもアリです。私は実際そうしていました。
フルタイム充実しているので、無駄なお菓子やジュースなどをコンビニで買う必要もなくて節約できます。
ザ・ウェスティンホテル・シドニーの宿泊費は時期によって数万円の差が出てくるので、16,000円前後で宿泊できる時期であればかなりお得だと思いますよ。
地図
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