投稿日:2019年6月 4日|最終更新日:2019年6月 5日

ロシアルーブルの両替は最小限に、外貨キャッシングが超絶お得

ロシアルーブルの両替は最小限に、外貨キャッシングが超絶お得
日本円からロシアルーブルへの両替は必須です。というのも、ウラジオストクの空港についてからホテルまでの移動費用は現金しか受け付けていないから。また空港のSIM売り場も現金のみ。

しかしロシアルーブルはマイナー通貨ですから成田空港で両替しようとすると1円:1.7ルーブルのレートに対して1円:2.1ルーブルとボッタクリレートになってしまい、非常に損をします。

成田空港では必要の金額のみ両替する

成田空港ではロシアルーブルに両替できない銀行もあります。どこでも扱っていると思っていたので驚きでしたし、だからレートが悪くても皆換金するしかないんだな、と。弱者相手のビジネスは怖いですね。

ロシアルーブルの両替は最小限に、外貨キャッシングが超絶お得
というわけで私が両替した際は1円:1.66ルーブルのレートでしたが、成田空港の両替所では1円:2.1ルーブルと言われて2万円両替するつもりでしたが1.5万円に抑えました。どう考えても高い。高すぎます。

両替する必要のある金額とは

まず考えられるのはこれら。最低限の費用に2000円くらい多めに両替しておくと心強いです。

ロシアについたらATMでクレジットカードを使ったキャッシングをする

ウラジオストク空港は出ると出国用エスカレーターの近くに何台もATMが並んでいます。

街にもホテルにもATMはあるので、時間があるときにクレジットカードを利用した外貨キャッシングをしてルーブルを引き出しておきましょう。私は9000ルーブルを追加で引き出しました。

外貨キャッシングはキャッシング機能がついていないと使えない

ちなみに外貨キャッシングはどんなクレジットカードでもできるわけではなく、クレジットカードにキャッシング機能をつけたものでないと使えません。これは自分が持っているカード会社に確認しておきましょう。

なぜ外貨キャッシングが両替よりお得なのか

外貨キャッシングで取られる費用は

このふたつです。

上記ATM手数料は引き出し額にかかわらず、1回ATMを使用するごとにかかります。なので細かくATMを利用するとかなり手数料がかかってしまいます。

では外貨キャッシングは全然お得ではないじゃないか、と思いますよね。そんな中で、クレディセゾンの『セディナカード』はこの手数料がかからないのです。海外旅行に頻繁に行く人は絶対に持っている、知らなかったら絶対に持つクレジットカードの1つに含まれる、必携カード。私も当然セディナカードを使っています。

ロシアルーブルを実際にキャッシングしてみた

ロシアのATMで外貨キャッシングする方法

ロシアのATMなのでキリル文字ですが、当然英語も選べますので、英語を選択。

するとこんな感じでメニューが表示されます。
ロシアルーブルの両替は最小限に、外貨キャッシングが超絶お得
今回はクレジットカードを利用したキャッシングをするので、「Cash withdrawal」を選びます。これはロシアだけでなく全世界共通でどの国でもこのメニューを選べばOKです。

次はロシアルーブルとアメリカドルのどちらをキャッシングするか、というメニューが出てきてました。
ロシアルーブルの両替は最小限に、外貨キャッシングが超絶お得
なので上のロシアルーブルを選びます。

続いて金額を選びます。ここでは100ルーブルから9000ルーブルが選択できますね。
ロシアルーブルの両替は最小限に、外貨キャッシングが超絶お得
私は9000ルーブルを選択。この日のレートは1.66円なので、15,200円ほどになります。ちなみにこの画面の上にはAcquirer feeがゼロになっているので手数料が取られないっぽいです。セディナカードを使っているからなのか、他社のカードでもこの表示になるのが手数料が表示されるのかは不明。

このまま進めればすぐに9000ルーブルがATM端末から出てきます。カードをATMから抜いて終了。

ではキャッシングしてその翌日に帰国。落ち着いた3日目、キャッシングにかかる日割り利息はいくらなのでしょうか。

ロシアルーブルのキャシングにかかった利息

というわけで、セディナの会員ページにログインします。
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右下にある「ペイイージー」に移動。

ロシアルーブルの両替は最小限に、外貨キャッシングが超絶お得
続いて「全額返済」ボタンをクリック。

すると今のキャッシング内容が出てきます。15,174円です。
ロシアルーブルの両替は最小限に、外貨キャッシングが超絶お得
そして気になる利息は何と「14円」。ATMから引き出して3日経過で14円です。安すぎませんか!?

この画面からネットバンクにログインして返済ができますので、海外からでも返済は可能です。

結果的に15,000円分を2回ルーブルを両替・引き出しの手数料の差

まず成田空港で1ルーブル2.1円で両替したときは、15,000円が7,000ルーブルになりました。
現地で9,000ルーブルをキャッシングしたら日本円で15,174円の請求でした。

差額2,000ルーブル、現地レートで3,400円も違いが出てるんですよ。銀行などで両替すると少額のたった15,000円で3,400円の差額が出ます。もし多めに5万円10万円と両替していたらこの差額はもっと広がります。

セディナカードは絶対持っておくべきカードということが理解できたでしょう・・・。これ知らない人のほうが断然多いので皆損してるんです・・・。

マイナー通貨ほど外貨キャッシングのメリットが大きくなる

ちなみに、円ドルなどのメジャー通貨はここまで大きな差額が発生しないと思いますが、ロシアルーブルやメキシコペソなどのマイナー通貨になると、渡航者自体が限られてくるので日本で両替できても手数料として上乗せされているレートが悪すぎて話にならないんですね。

なので、マイナー通貨ほど外貨キャッシングがお得になるわけです。

ロシアの場合は、到着したときに必要な現金だけを両替してあとはキャッシングしてしまうのがベストです。

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